
こんにちは。ゆりです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
ほんの少し前には予想もしなかった新型コロナの猛威。
いつ収束するともしれない中、社会は不安であふれています。
在宅勤務になって生活サイクルが大きく変わった人もいれば、私のような医療従事者は、毎日多くの脅威と闘いながら日々仕事を続けています。
そんな中、ネット上では「#コロナ離婚」が話題になっています。
コロナの影響で生活環境が変化し、夫婦がお互いにストレスを感じ、価値観の違いや意識のズレで離婚を考えるようになること
ただでさえ不安な毎日、テレビをつければ不安をさらに煽るニュースであふれ、閉塞感から様々な問題が生じていると言われています。
そのひとつがコロナ離婚です。
実際、ネット上には「コロナ離婚したい!」そんな深刻な声が寄せられています。
いくつかご紹介していきましょう。
ケース1:夫が今までの生活を改めず飲み歩く
全国的に、夜、繁華街に行くことは自粛が求められています。
飲食店の方々は大打撃ですが、今は不要不急の外出は控えるべき、というのは一般的に常識だと思います。
そんな中、今までの生活をまったく改めず、飲み歩いている夫に対して、パートナーたちの不満は高まっています。
これだけの状況の中でも、まだ飲みに行く人、本当に意味がわからないし軽蔑という思いしかない。
そんな人を伴侶に持ってしまった自分にも落胆するけど、これで綺麗さっぱり離婚に踏み切れる。
もう一緒にいたくありません!!#コロナ離婚— lot (@lotta_tnt) March 31, 2020
引用:Twitter
接待も飲み会も通常ペースで、中止することは考えない
テレワークに切り替える努力をしない
自分が感染することは怖がるけど、感染源になるかもしれないことは考えない一連の行動を通して、この先もこの人と一緒にいたいかどうかを真剣に考えるようになってきた#コロナ離婚
— こここ (@r_fiocco) April 4, 2020
引用:Twitter
#コロナ離婚
「飲み会」でなく「少人数の飲み」だからセーフ、という夫。一昨日、昨日と連続飲みだったので「貴方の危機意識の低さに失望した」と伝えた。どっちが良いとか悪いではない。現状をまだ日常の延長と捉えるか、非常事態と捉えるか。非常事態は他人に線引きしてもらうことだろうか。— ゴン太 (@gooooooonta2013) April 2, 2020
引用:Twitter
これらは一見すると、コロナに対する衛生観念のズレから生じているように思えますが、実はパートナーは普段から夫の行動に対して不満がたまっていたのではないでしょうか。
たぶん、コロナ騒動の前にも似たような揉め事があったのでしょう。
- 仕事から家に帰ってきても、手洗い、うがいをしない
- 汚い手で子どもに触る
- 仕事を理由に飲み歩く
- 土日も接待という名のゴルフで不在
そんな背景があるからこそ、パートナーはこの非常時に今までの生活をまったく改めない夫の性格に憤り、離婚を考えるまでになってしまうのです。
ケース2:在宅勤務によるストレスの増加
コロナ離婚というキーワードの中では、在宅勤務によるストレスの増加が原因であることが、一番多いのではないでしょうか。
テレワークによる在宅勤務が推奨され、夫が家にいる時間が格段に増えました。
日中、長い時間を一緒に過ごすようになり、今までお互い見えなかったところが見えてしまい、喧嘩や不満が増えるケースです。
コロナウイルスの影響で、
『夫が在宅勤務になったが家事を増やし育児邪魔するばかりでストレス』『夫が備蓄や防疫をバカにし、自分は気にせず遊びにいくストレス』が、そもそものワンオペ家事育児や休校のバタバタやに重なって妻に限界が来て
『コロナ離婚』が流行りそうだな。仕方ないよな。
— 保育オタク@篠原みなも (@jiyuunaokan) March 27, 2020
引用:Twitter
#コロナ離婚
二人テレワークだが、業界も違えば、仕事の時間も違う。上や下もないはずなのに、邪魔する旦那が許せない。
早く自分たちの世界に戻りたい!— Sonia Ushirogochi (@TakumaMommy) April 1, 2020
引用:Twitter
「家の仕事ができる人はなんでもできる。生きる為の基本だから」というような大久保さんのセリフがあったことを、今あらためて毎日のように思い出す。
この非常時に危機感も持てず飲み歩き、いざテレワークになっても仕事も生活も価値的に改善できない夫#スカーレット#コロナ離婚
— こここ (@r_fiocco) April 5, 2020
引用:Twitter
パートナーとしては、在宅勤務なのだから家事も少しは手伝って欲しい・・・
そう思っているのに、夫にはまったく届いていないどころか、逆に当たり前のようにパートナーをこき使うケースも多いようです。
パートナーにしてみれば、負担も疲労も倍増です。
また、休みが続く学校も多い中、夫婦だけではなく、子どもも長時間同じ家の中で過ごすことになります。
その結果、子育てに関する考え方の違いがあらわになって、離婚を考えるまでに発展してしまうのです。
これらのケースでも、根底の理由は、コロナで発覚した夫婦のお互いの価値観の違い、ということになるのでしょう。
そしてそれは、今までお互いに、理解するためのコミュニケーションを取ってこなかったから、とも言えます。
ケース3:不安感から生じる暴力
こんな時代ですから、誰もが不安です。
この状態がいつまで続くのか、生活費はどうしたらいいのか。何より、自分は感染していないのか、感染したらどうしたらいいのか・・・
私だって同じ気持ちです。
医療崩壊の危機が叫ばれている中、毎日変わらずに病院に勤務していますが、もし自分が感染したら子どもたちはどうなる?・・・
不安な気持ちで押しつぶされそうな時がしょっちゅうあります。
中には、そんな不安が家族への暴力となって表れてしまうことがあります。
「夫がテレワークで自宅にいるようになる、これまで長時間労働ですれ違っていた夫が妻に家事一切を押し付けことごとく文句を言うようになり、モラハラが起こってきた」
「DV夫と家庭内での別居中、発達障害の子どもがいて離婚できない状況。学校。学童・子ども食堂が休みになり子どもが家にいることで、夫から妻や子どもへの暴力が増え、妻も子どもに暴力をふるうように」
「かねてからDVで母子で家を出ようと準備していたが、自営業の夫が仕事がなくずっと在宅し、家族を監視するようになったので、非難が難しくなり絶望している」
引用元: ビジネスインサイダー
二つ目のケースはまさに「負の連鎖」です。
夫の暴力から子ども守るべき母親までもが、暴力に走るようになるなんて・・・。
多数の事例に危機感を抱いたNPO法人「全国女性シェルターネット」は、3月30日に国に要望書を提出、相談体制の確保や報道の自粛を訴えたそうです。
しかし実際は、夫が常に家にいるため相談の電話すら出来ず、途中で連絡が途絶えてしまう残念なケースも多いようです。
DVなんて他人事。
そう思っている人がほとんどだと思いますが、DVは力による暴力だけではありません。
言葉のDVもありますし、モラハラも立派なDVです。
彼らは今回のコロナのことに限らず、もしかしたら日頃から気付かぬうちに妻にDVを行っていたのかもしれません。
そしてそれがずっと妻を傷つけてきたとも知らずに。
「俺は絶対にそんなことはしていない」
あなたにそう言い切れる自信はありますか?
知らぬ間に続けている小さなDVの積み重ねが、今こそ取り返しのつかない事態を招くかもしれません。
コロナ離婚を防ぐには夫婦の関係性を見直すべき。ピンチをチャンスに
いくつかのケースをお伝えしてきましたが、いずれの場合も、コロナは、問題が露見するきっかけになっただけで、それまでにたくさんの原因が眠っていたのです。
それに気付かないふりをしてきたのか、あるいは本当に気付かなかったのか、それは個々の事例で違うでしょうが、
絶対に言えることは、夫婦間のコミュニケーションの欠如が大きな要因です。
夫婦はもともと赤の他人です。
たまたま出会って、たまたま愛し合い、たまたま結婚はしましたが、それがなければ一生他人のままだったのです。
ですから、
「話さなくてもわかる」
「これくらい許してくれて当たり前」
そんなことは一切ありません。
感謝の言葉も、謝罪の言葉も、黙っていたら何も伝わらないのです。
さらに、
「言ったつもり」
「伝えたつもり」
そんな「つもり」もなんの意味もありません。
コミュニケーションで重要なことは「どのように伝えたか」ではなく「どのように伝わったか」です。
あなたが伝えたつもりでも、それがパートナーに伝わっていなければまったく意味がないのです
人に思いを届けるのは簡単なことではありません。
だからこそ、お互いに伝えようとする努力、理解しようとする努力が必要なのです。
最後に、先日、テレビで名倉潤さんが発言していた言葉をご紹介しましょう。
コロナが原因で離婚の話が出る様な夫婦は、今までどこかで思いが溜まっていたんだと思う。コロナきっかけに、やっぱアカンかったってわかったのなら、離婚すればいいんです。今話し合っても無理。
夫の方に感謝の気持ちが足りない。僕はご飯が出てくることが当たり前だと思っていない。座っててお金払っているわけでもないのにご飯出てくるの、ありがとうとしか思わない。
名倉潤さんはきっと日頃から、パートナーに感謝の思いを伝えているのでしょう。
今こそ、コロナを言い訳にせず、夫婦の本当のあり方を一緒に考える時です。
表面化してしまった夫婦間、あるいは家族間の問題から逃げずに、なぜ離婚危機になってしまったのか、そこから逃げずに向かい合ってみましょう。
それを乗り越えられたら、今度は今のこの状況を「家族で過ごせる幸せな時間」をもらったと考えませんか?
こういう時だからこそ出来ることもたくさんあります。
家族みんなで囲む食卓。
家族みんなで遊ぶゲーム。
家族みんなで見る映画。
幸せは自分たちの家の中で見つけてみましょう。
それらは新しい発見の連続であって、決して苦痛な時間であるはずがありません。
ピンチをチャンスに。
長い時間を共に過ごすようになった今だからこそ、パートナーに感謝の気持ちと言葉を忘れずに、コミュニケーションを取り戻す努力しましょう。
コロナ離婚なんていう言葉に躍らされてはいけません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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