「離婚してもいいですか?翔子の場合」最終回【ネタバレあり】モラハラ夫の衝撃的な結末と真の最終回とは?!

こんにちは。ゆりです。

いつも読んでいただきありがとうございます。

 

「私は夫が大嫌い」

そんな衝撃的な言葉で始まる漫画、野原広子著「離婚してもいいですか?翔子の場合」の最終回をご紹介しながら、妻と夫の決定的な心のズレについてお伝えします。

 

家庭に無関心で無意識にモラハラを繰り返す夫。夫の言動をニコニコ笑顔でやり過ごしながら少しずつ病んでいく妻。

2人がたどり着いた結末は、それぞれから見るとまったく違う側面があり、さらに子どもから見ても衝撃的な事実がありました。

 

夫婦のたどってきた道のりとその最終回を見ながら、無意識なモラハラが生み出す離婚危機の悲劇についてお伝えします。

もしかしたら、あなたの中にも、この夫の要素が眠っているかもしれません。

 

 

 

「離婚してもいいですか?翔子の場合」最終回までのあらすじと夫婦の関係

引用:Amazon

「離婚してもいいですか?翔子の場合」の最終回までのあらすじをご紹介します。

夫の行動や目線に注目しながら見ていきましょう。

 

専業主婦を妻を見下す夫と自分に自信のない妻

妻・翔子は夫が大嫌い。でも子どもの頃から気が弱く、自分に自信がないのでそんなことは絶対に言えません。

夫・淳一は、専業主婦の翔子をいつもバカにしていて、あらゆる行動を否定します。

そのくせ小心者で外では強いことを言えず、翔子に会社の愚痴を吐き散らします。

子育ても一切協力しません。

やめてくれよ 説教とかグチとか そういうの仕事だけで十分だよ!
おまえ今やりたいことをやってんだろ?
仕事やめて子育てだけしたかったんだろ?
オレに押しつけんなよ

引用:野原広子著「離婚してもいいですか?翔子の場合」(KADOKAWA)以下引用同様

淳一は機嫌が悪くなると、あからさまに翔子を無視します。家庭内の雰囲気は最悪。子どもたちもおびえます。

翔子は、夫の機嫌を損ねないように…それだけに気を配りながら、いつもニコニコ笑顔で謝り、なんとかその場をしのいできました。

そしてそれがまた淳一をイラつかせます。

この頃妻を見ると いじめたくなるのはなぜだろう(中略)

出会ったころはいつもニコニコしてかわいい子だなあと思ったけど
いまは ただニコニコしてるだけの つまらない女だなって思う

翔子は夫の顔色をうかがいながら生活するのが当たり前になってしまいました。

離婚したい、と思わない日が一日もないけれど、貯金も仕事もない身では、子ども2人を育てる自信はありません。

 

そして夫への恐怖が、翔子のなかに少しずつ澱のようにたまっていきます。

夫が帰ってくるのがこわい(中略)
いつか 自分がこわれるような気がする
ううん もうこわれはじめている気がする

淳一は、殴る蹴るなどの暴力は一切ふるっていません。

しかし日々の言葉の暴力が、翔子の心を壊していきました。

 

夫の新しい出会いと妻の新しい仕事

淳一は高校時代に思いを寄せていた女性とばったり出会い、心がざわつきます。

離婚して1人で子育てを頑張っている彼女に、惹かれ始めるのでした。

専業主婦の翔子と違って、仕事に頑張っている彼女の姿は輝いて見えました。

 

一方翔子は、夫の行動に疑惑を感じながらも何も言えません。

同じ部屋にいるのが苦しい 同じ空気を吸いたくない(中略)
仕事がない 自信がない いま夫を責めて 夫が私たちではなく「あの人」のところへ行ってしまったら?
お金も仕事もない私は 子どもたちは どうやって生きていく?
今は黙っているしかできない

行動したくても、勇気もお金もない。

限界を超えて崩壊しかけた翔子は、思い切って心療内科を訪れます。

 

「ストレスから逃げられないのであれば、ストレスに立ち向かう力をつけましょう」

 

そう医師に励まされ、翔子は仕事を探す決心をします。

この夫とはやっていけない すでに限界
仕事をしてお金を貯めて とにかく働くんだ 稼ぐんだ 自分の手で

介護の仕事を始めたけれど、もちろん淳一は何も手伝ってくれません。

それどころか、家事がおろそかになる翔子にますますイライラし当たり散らします。

「めしまだできてないの?」
「パパは疲れているからあとでママにやってもらいな」
「あーハラ減った」
「自分で仕事するって決めたんだろ?」
「ヨソの奥さんは仕事しててもちゃんとやってるよ」

負けるもんか 負けるもんか
いつかきっと 絶対に離婚するんだ

大嫌いな夫と離婚するために、翔子は少しずつ変わっていきます。

もちろん淳一は、そんなことに1ミリも気付きません。

 

夫の終わりと妻の始まり

偶然、あるアパートの前に夫の車が停まっているのを見つけた翔子。

おそるおそるアパートを訪ねてみると…。

 

知らない子どもと、その後ろに、エプロンをして皿洗いをしている夫の姿が…。

そこは例の、同級生の女性の部屋でした。

 

あわてふためく夫の姿に、翔子の中で何かが崩れ落ちました。

 

「あんたなんかいらない」

 

そう言い放ちました。

大っ嫌いだもん あんなヤツ
離婚だ わたし離婚する
大丈夫 仕事もあるお金もちょっとある 

ほんとは「夫は渡さない」そう言うつもりだったのに、口から出た言葉は翔子の本音でした。

 

夫の気付きと妻の決意

実は淳一は、相手の女性に頼まれて家具の組み立ての手伝いに行っただけで、やましいことは何もありませんでした。

しかし翔子と子どもたちは、そのまま家を出ていきます。

 

焦る淳一のもとに、姉が訪ねてきました。

なんでもはっきり言うこの姉に、淳一はいつも頭が上がりません。

奥さんが文句ひとつ言わなくなって ただニコニコするようになったら
それあきらめられたってことだからね

翔子の激昂は、浮気疑惑だけではなかった…淳一はそのことに初めて気付くのでした。

 

衝撃の最終回・何も知らないのは夫だけ

しかし結局、翔子は家に帰りました。

「オレ、悪いところ直すから」そう言って謝罪する淳一を許して家に戻った……淳一自身はそう信じています。

つまり「オレは許された」と。

 

しかし翔子の真実はそんな簡単なものではありませんでした。

 

パートから正社員になり夜勤もあるので、1人で子育てをするのはとても大変。

住むところも見つからず、厳しい現実に直面します。

大嫌いだけど 今はまだ必要

翔子は淳一を許していないし、信用もしていません。今も変わらず大嫌いです。

家に戻ったのは、お金と子どものため。ただそれだけです。

 

「私の心と子どもの心を守れればそれでいい」

 

家に帰ることはとても悔しかったけれど、言いたいことが言えて、そして自らの判断でこの家に帰ることを選択した翔子。

私はきっと何か変われたはず…布団の中でそう思いながら涙する翔子に、子ども時代の翔子が「わたし、がんばったね」と頭をなでてくれました。

急に優しくなった淳一と、休日に家族みんなで公園に行きました。

淳一はもう夫婦仲は元通りだと信じていますが、翔子は「夫の食べた後のアイスは食べたくない」と思うくらい、夫が嫌いです。

 

そこで、とても幸せそうな家族をみかけます。

やさしそうなパパとかわいい子ども。そこだけキラキラしてるように見えました。

でも、ふと思います。

幸せそう なんてうらやましいんだろう 
でも 
あの奥さんも 私たちを見てそう思ってたりして

ラストは、その幸せそうな奥さんが、翔子一家をじっと見つめているシーンで終わります。

 

家族の幸せ・不幸せは、他人からはもちろん、自分たちでもわかっていないのかもしれない、あるいは大きな勘違いをしているのかもしれない…そんなラストシーンで幕を閉じました。

 

夫の最大の罪は無自覚なモラハラ

淳一は自分でも「オレは小さい」とわかっています。

グチグチ文句ばかり言ってますが、どれもたいしたことない言葉だと思っています。

あなたにも身に覚えのある言動がありませんか?

  • おまえは気楽でいいなあ。オレも主婦になって昼寝とかしたいよ
  • この料理70点。おまえはボケーっとしてるから料理もボケーっとしてるんだよ
  • (泣いてる子どもに)うるさいなあ。お前が泣いているとメシができないんだよ
  • 家の中汚いなあ。一日家にいるんだからちゃんとしろよ
  • おまえ毎日家にいて何してんの?オレ働いているんだよ?
  • おまえは本当にくだらないな。家でゴロゴロして昼ドラとか見てるからそんな貧相な発想しかできないんだよ
  • 子どもが買って喜んでいる百均のものに「オレの金だ!」とイラつく
  • ソファから子どものぬいぐるみをどけて自分がゴロゴロする
  • 子どもが自分のアイスを食べただけでキレる

こんなこと、たいしたことないじゃん。

そんなことを1ミリでも思ったら、あなたはモラハラ予備軍です。

というか、もう立派なモラハラ夫かもしれません。

 

改めてモラハラの定義について考えてみましょう。

モラハラ(モラルハラスメント)とは、暴言や無視、嫌がらせによる精神的な虐待、DVの一種です。

DV(ドメスティック・バイオレンス)とモラハラを同じように考えている人もいます。しかしそれは大きな間違いです。

また、モラハラをしている本人は、その自覚がないことも大きな特徴です。身内や第三者にモラハラを指摘されても、それを否定します。

 

ここではっきりと申し上げます。

あなたがモラハラをしている自覚がなくても、パートナーがモラハラだと感じたら、それは絶対にモラハラです。

コミュニケーションは受け取った側の反応がすべてです。

「そんなつもりはなかった」なんていうモラハラ夫の言い訳はもう通じません。

 

淳一は自分の言動が翔子を傷付けていたことに気付き、初めてモラハラを認め、謝罪しました。

しかし長年に渡り傷ついた翔子は、夫を許していないし信用していません。

それ以前に、夫がどう変わろうと、そこに愛は生まれません。

そもそも夫への興味もないのですから。

 

「大嫌い」が「大好き」に変わることは永遠にないのです。

 

本当の最終回・娘から見た離婚危機の両親の姿とは?

この漫画が単行本で出版された時、新たに1話が追加されました。

このエピソードから5年後の、長女・花の目線で見た夫婦と家族のお話です。

 

娘からみた両親の離婚危機

離婚危機の時6歳だった花は、いまは5年生。クラスの約半分の親が離婚しています。

友達に「親が離婚したらどっちと暮らす?」そう尋ねられた花はこう答えます。

私は一人で暮らす 
家族なのに 好きとか嫌いとか 仲悪いとか
めんどうくさい
ふり回されるのもうんざり
だから一人で暮らしたい

そんなことを言う花ですが、5年前、母と一緒に家を出たのを覚えています。

「ママがいつもみたいに困り眉じゃなくて楽しそうだから、このままでもいいかな」

そんな風にも思っていました。でも…

だけどパパが「おかえり」ってごはん作ってくれて
すごいうれしかった
あの日の夜 すごく深く眠れたのをおぼえてる

思春期まっただなかの花は、いつも心がざわざわしています。

パパの悪口を大きな独り言で言うママにもイライラするし、

何のために勉強するのかもわからないし、

弟の結婚ではしゃぐママに「楽しいのは結婚じゃなくて結婚式でしょ」と毒付きます。

 

一度割れた皿をのりでくっつけたような家にも帰りたくない。うちはうそ家族。

でも…花は自分の本心をわかっています。

一番幸せって思ったことはなんですか?と聞かれたら(中略)
パパとママと優にはさまれて お布団で眠ったこと

きっとまだ大丈夫
まだ まだ家族なはず
せめて私が大人になるまで家族でいて

よかった
私 今日もこの家に帰れる

親の離婚危機が子どもの心に与える影響

翔子は、子どものために離婚を諦めて家に帰りました。

でも、今回の出来事が子どもの心にどんな影響を与えたのか、ということまでは思い至っていません。

翔子がずっと悩んでいたのは「子どもたちとどう生きていくか」というお金の問題だったのです。

 

子どもにとって、父も母もどちらも大切な親です。

その親同士が不仲になるのは、とても辛いことです。

いつか、パパとママ、どちらかがいなくなるかもしれない。そんな不安で押しつぶされそうになることもあるでしょう。

そして親が考えている以上に、子どもは親の顔色を見ています。

いま自分がやるべきこと、やるべきではないことを、敏感に察します。

 

子は鎹とはいいますが、もちろん、子どものために我慢して、無理に結婚生活を続ける必要はありません。

「あなたのために離婚を我慢した」と言われる子どももかわいそうです。

 

大切なことは、常に子どもの心に寄り添い、不安を取り除いてあげることです。

たとえ離婚しても、あなたもパートナーも、親であることに変わりはありません。

子どもの最善の利益を考えることが、離婚回避にもつながるのだと思います。

「離婚してもいいですか?翔子の場合」最終回から考えるモラハラ夫と子どもの幸せ

今回は、「離婚してもいいですか?翔子の場合」最終回をご紹介しながら、夫の無自覚なモラハラがもたらした離婚危機と、子どもへの影響についてお伝えしました。

 

翔子も淳一も、離婚危機をきっかけに変わりました。しかしその真実は、2人の中で大きく違っています。

淳一は自分のモラハラに気付き、それを改めたから許してもらえたと信じています。

でも翔子は少しずつ強くなり、大嫌いな夫と離婚する「その時」のことを考え続けています。

そして子どもの花は、「結婚なんてくだらない」と毒を吐きながらも、今日も帰る家があることに、ほっとします。

 

離婚に正解も不正解もありません。

でも、離婚危機は突然訪れるものではなく、徐々に2人の間にたまっていくものです。

その小さなかけらにいつ気付けるのか、それが離婚回避の大きなきっかけになることは間違いありません。

 

あなたもご自身の中に小さなかけらを見つけたら、ぜひ早いうちに万全の対処をしてください。

女性は一度決めると迷うことはありません。その決意を変えさせるには、あなたの真摯な思いを正しく届ける必要があります。

淳一のように勘違いしていたらもう離婚は目の前なのですから。

思いの届け方はぜひこちらを参考にしてください。私が全編執筆した離婚回避マニュアルです。

 

 

愛する家族たちと、ずっと笑顔で暮らせるかどうかは、すべてあなたの行動にかかっています。

新しい未来に向かって頑張るあなたを、私はいつでも応援しています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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