こんにちは。ゆりです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
あなたがパートナーに離婚を迫られた時、「一番連絡をしたくない人」といえば、
パートナーのご両親、つまり義理のご両親ではないでしょうか。
大事に育ててきたお嬢さんが、自分の浮気が原因で離婚危機にある…なんて、自分からはとても言えるものではありませんよね。
だからと言って、ここで先延ばしにしていると、間違いなく事態はもっと悪化します。
今回は、離婚危機にある時、パートナーのご両親とどう接すればいいのか、そして謝罪のためにはどのような手紙を書けばいいのか、お伝え致します。
あの時、この通りにしておけばよかった…この先そんな後悔をすることがありませんように。
この記事を読んでいただければ、あなたは次のことがわかります。
- 義理の両親へすぐに連絡すべき理由とは?ヒントは「共感」
- 手紙に書くべき3つのこと
- ○○○は使ってはダメ?脳の仕組みの秘密
- 義理の両親への手紙の例文
義理のご両親に真っ先に謝罪した方がいい理由とは?
離婚危機になった時、なぜ真っ先に義理のご両親に謝罪した方がいいのでしょうか。
人はみんな、自分を正当化したくなる生き物です。
パートナーにしてみても、もちろん悪いのは浮気したあなただったとしても、自分がいかに辛い状況にあるのかをもっとアピールしたくなるでしょう。
だって自分は充分に傷ついているのですから。
- もっともっと同情されたい
- 誰かと一緒にあなたの悪口を言って共感したい
そう思うのは当然のことです。
もともと、女性は「共感」が大好きです。
「そうだね」「わかるわかる」
そう言ってもらうことで安心感を得ることができるのです。
女子学生などが街中で「これかわいくない?」「めっちゃかわいい~」とにぎやかに言い合っているのも「共感」です。
SNSに投稿して「いいね」を集めたいのも「共感」が欲しいからです。
ですからパートナーが、あなたの浮気で苦しみ恥をかかされたら…
そりゃもう誰かと共感したくてたまらなくなります。
そしてその誰かは、圧倒的に自分の味方でなければなりません。
自分の非を指摘するような相手では困るのです。
だって共感して欲しいのですから。
そこで登場するのが、自分の両親、つまりあなたにとっての義理のご両親です。
親なら自分の感情に共感してくれて、一緒にあなたのことを責めてくれるに違いありませんからね。
もしあなたが
「離婚なんて二人の問題だから義理の親なんて関係ない」
そんな風に思って放置していれば、あなたへの印象は確実に悪くなると思っていいでしょう。
義理のご両親への謝罪はなぜ手紙がいい?
ではなぜ、このデジタルな時代において、義理のご両親への謝罪に手紙がいいのでしょうか。
このサイトでは、パートナーに気持ちを伝えるには手紙がとても素晴らしいツールであることを何度もお伝えしています。
離婚回避したい!必ず気持ちが伝わる別居中の妻への手紙の書き方
手紙のメリットを簡単にまとめるとこの3点になります。
- お互いが顔を合わせず思いを伝えられる
- パートナーの感情に訴えかけやすい
- 形に残るものなので読んでもらえる可能性が高い
簡単に送れてしまうメールやLINEよりも、あなたの思いを込めた一通の手紙の方がパートナーの心を動かすことを繰り返しお伝えしました。
パートナーだけではなく、パートナーのご両親にとってもそれは同じです。
中には義両親と同居されていた方もいらしゃるかもしれませんが、大抵の場合は、離れて暮らしていますよね。
いくら家族といっても、パートナー以上に距離があるのは当たり前のことです。
しかも人生の大先輩の目上の方。
そんな義両親に、大切なお嬢さんと離婚危機にある…なんていうことを、メールやLINEで伝えても、いいことなんてあるわけないです。
何より、あなたの愛するパートナーを育ててくれた大切な方々です。
礼を尽くして心を込めて、文字を綴りましょう。
義理の両親への手紙に書くべきこととは?
では、義両親への手紙にはどんなことを書けばいいのでしょうか。
大切なことはほとんど、パートナーに書く手紙と一緒です。
例をあげながら見ていきましょう。
謝罪
当然ながら、まずは謝罪の言葉です。
怒っている時の人間というのは、謝罪の言葉がないと次の言葉を受け取ることが出来ません。
ビジネスの現場ですと「まずは1回落ち着いて整理しましょう」なんていう言葉で始まるメールがよくありますが、
これ、最低ですから。
「なんで私たちが落ち着かないといけないわけ?!」と、間違いなく怒りが倍増します。
まずは「申し訳ございませんでした」の一言です。
◆「すみません」「ごめんなさい」との違い
ちなみに、よく「すみませんでした」という言葉を使う人がいますが、目上の方への手紙には決して使わないでください。
「すみません」は「ごめんなさい」よりは少し上ですが、それでも「申し訳ございません」よりは軽い言葉として位置付けられています。
丁寧さで比べれば、
申し訳ございません>すみません>ごめんなさい
となります。
また「すいません」という言葉を使う人もいますが、これは関西圏で広まった言い方、つまりある種の方言なのだそうです。
ここでひとつ大切なことをお伝えします。
いくら謝る必要があるからと言っても、謝罪の羅列は逆効果です。
やたらとへりくだって謝罪の言葉を並べてみたところで、その言葉の数だけ、義両親の怒りが納まるわけではありません。
それどころか「バカにされている」と受け取られてしまいます。
たとえばこれは、以前私が添削させていただいたお手紙に、実際にあった例です。
この度は本当に申し訳ございませんでした。心から反省しています。なんでこんなことになったのか本当に後悔しています。なんてお詫びしたらいいのでしょうか。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。二度とやらないと誓いますので、どうかお許しいただけないでしょうか。本当にすみませんでした。
やたらとお詫びしていますが、まったく心が感じられないどころか、
「だからなんなの??」
と、イラっとしませんか?
謝罪の言葉は最初と最後に心を込めて一度ずつ。
そしてあなたが本当に謝罪したい言葉の後に。
それで充分です。
感謝
謝罪の次に書くべき言葉は、感謝の言葉です。
あなたとパートナーが結婚してからずっと、義両親は二人のことを見守り、応援してきてくれたここと思います。
あなたにお子さんがいるのなら、たくさんのプレゼントも貰ったでしょうし、また日常的に世話をしてもらったこともきっとあるでしょう。
義両親の思いやりの積み重ねが、あなたたち夫婦に与えてくれた影響は、決して小さくないはずです。
もちろん、あなたの大切なパートナーを育ててくれた感謝もありますね。
パートナーが健やかに成長し、素晴らしい女性となってあなたと結婚してくれたのも、すべて義両親の愛の賜物です。
もちろん感謝の言葉も、羅列すればいいわけではないのは一緒です。
「ありがとう」の安売りは厳禁です。
そして、感謝でありがちな間違いは、パートナーの家事に対してばかり感謝の言葉を述べることです。
○○さんには、毎日おいしいご飯を作っていただき本当に感謝してます。夜中に帰ってもご飯をあたためてくれました。どんなに忙しくてもお弁当を作ってくれました。家の中もいつもきれいに掃除してくれていました。シャツのアイロンも毎朝きれいにかけてくれてとても嬉しかったです。
「うちの娘はあなたの家政婦じゃない!!」
そう怒りを買うことでしょう。
(時々、この悪い例の意味がわからない人がいらっしゃいますが、そういう方は本当に「結婚」ということの意味を考え直してくださいね)
未来への具体的な提言
あなたが離婚を回避したいのなら、自分が具体的にどう変わり、パートナーと一緒にどんな未来を歩みたいのか、その提示が大切です。
ここでもありがちな間違いがあります。
もう浮気は絶対にしません。○○さんを幸せにします。○○さんを悲しませることはしません。
まず、浮気をしないなんて当たり前のことですので、いまさら宣言されても怒りが倍増するだけです。
そして「幸せにする」と言われても「じゃあどうやって?」という方法がまったく示されていません。
書くだけならタダですからね。
これでは説得力ゼロです。
伝えるべきことは「あなたはパートナーのために何が出来るのかという具体的な提言」です。
義両親はあなたへの不信感で一杯です。
大切な娘を悲しませたのは、絶対に消えない事実ですからね。
その不信感を払拭するには、彼らに納得してもらうだけのあなたの言葉が必要です。
あなたがパートナーとやり直したいのなら、今までの自分をどう変えるのか、変える努力をするのかを、具体的に示しましょう。
その上で、パートナーと一緒に歩みたい未来を、義両親にも誠意を込めてお伝えしましょう。
義理のご両親への手紙の例文
どんな手紙を書けばいいのか具体的な例文を見る前に、ひとつ大切なことをお伝えします。
それは「否定文は使わない」ということです。
これもパートナーへの手紙の書き方でもお伝えした、大切なポイントです。
人間の脳は、否定形をイメージすることが出来ません。
「〇〇しない」という言葉を読んだり聞いたりすると、かえって〇〇の部分だけが脳に残ってしまうのです。
ですから、先ほどの例にもあったように「絶対に浮気をしない」と書いても、それを読んだ義両親の脳の中には「浮気」のイメージだけがインプットされてしまいます。
他にも、
「暴力を振るわない」→「暴力」
「無駄使いをしない」→「無駄使い」
「飲みに行かない」→「飲む」
などのように、マイナスのイメージばかりが残ってしまいます。
これは手紙だけでなく、会って話す時にも重要なテクニックですので、ぜひ覚えておいてくださいね。
それでは、今までのポイントを踏まえて、義理の両親への手紙の例文を見てみましょう。
(もちろん、大人なんですから、「拝啓」「敬具」などの頭語・結語はきちんと入れてくださいね)
この度は、私の軽はずみな行動で○○さんを傷つけてしまい本当に申し訳ございませんでした。
お父さんお母さんにも、どんなにかご心労をおかけしてしまったことと思います。
(※まずは心からの謝罪)
こんな自分とは離婚させたい、とお父さんお母さんが思われるのは当然です。
しかし、本当に身勝手な話ではございますが、私はもう一度○○さんとやり直すチャンスをいただけたらと思っています。
(※義両親の気持ちを肯定しつつ、自分の意思も表示)
今回○○さんに離婚を言い渡されて、自分のした行為の浅はかさと残酷さに、今更ながら気付かされました。
同時に、○○さんへのどんなに感謝してもしきれないたくさんの思いにも気付かされました。
(※ここでまずは具体的にパートナーへの感謝をたくさん伝える)
・・・・・・
・・・・・・
○○さんがこんなに素晴らしい女性に育ったのは、すべてお父さんお母さんの愛情の賜物です。
そしてこんな私にも、お父さんお母さんはたくさんのお心遣いをくださいました。
(※次に義両親への感謝を具体的に丁寧に伝える)
・・・・・・
・・・・・・
反省なんて言い訳にしかなりませんが、どうかもう一度だけ私にチャンスをいただけないでしょうか?
過去の私の愚かな過ちはもう消すことが出来ませんが、これからの自分が○○さんとお父さんお母さんにとって価値ある人間となれるよう、最大限の努力をいたします。
(※これからの未来に自分が出来ることを具体的に示す)
・・・・・・
・・・・・・
今回は私の軽率な行動で○○さんとそしてお父さんお母さんを傷つけてしまい、本当に申し訳ございませんでした。
(※もう一度最後に謝罪)
もしお許しいただけるのでしたら、直接お目にかかって改めてお詫び申し上げさせていただければと思います。
つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
(※返事を強要しない)
「離婚したくない」という否定文は一切使っていませんが、その思いは充分に伝わることでしょう。
義理の両親に手紙を書く時の注意点
ここまで、手紙に書くべき内容についてお伝えしてきましたが、もう一つとても大事なことをお伝えします。
それは「手紙を出すタイミング」です。
離婚危機の初期の頃は、パートナーは親族にまだ何も話していない可能性があります。
親に心配をかけたくない…そんな気持ちで黙っているケースも多いものです。
そんな時にあなたが先走って「やり直したい」などという手紙を書いて出してしまったら…
パートナーの怒りはさらに増すことでしょう。
また、パートナーが親にもう話している状態の時でも、「親を自分たちの離婚に巻き込みたくない」そう思っている可能性もあります。
そういう時も、あなたが手紙を出してしまうのは逆効果になります。
「私の親をあなたの言い訳の道具に使わないで!」
そう思ってますます離婚の意思が強くなってしまうでしょう。
手紙はとても心に残る伝達ツールです。
だからこそ、義両親に手紙を書く時は、パートナーと親の関係性をしっかりと見極めたうえで、慎重に判断してください。
離婚回避のためには義理のご両親へ手紙で謝罪しよう
今回は以下のことをお伝えしました。
- パートナーは両親に自分の怒りを「共感」してほしいと思っている
- 手紙に書くべき3つのことは「謝罪」「感謝」「未来への具体的な提言」
- 手紙に否定形は使わない
- 手紙を出すタイミングは要注意
誰だって、自分の過ちを人に知られるのは嫌なものです。
ましてや自分の浮気が原因で離婚危機にあるなんて、出来たら一生隠したままでいたいことでしょう。
でも、そのまま義両親への連絡を放置していると…
多分あなたは想像以上の窮地に立たされることでしょう。
そして、その先に待っているのは、
離婚と孤独です。
勇気を出して、心からの謝罪をすることが、あなたが今すぐ出来るパートナーと義両親への誠意です。
新しい未来を手に入れたいのなら、恥もプライドも捨てて、心から謝罪をしてください。
過ぎた過去は消えませんが、これからの未来をどうつかみ取るかは、すべてあなた次第です。
それでも「手紙を書くのは不安…」という方のために、私が徹底的な女性目線で添削するサービスも行っております。
あなた「だけ」のお悩みに、徹底的な女性目線でアドバイスを送る唯一無二のサービスです。手紙の添削は私だけのオリジナルです。ここでしか体験できない高品質なアドバイスと添削は、あなたの人生を変えると言っても過言ではありません。あなたのそのお悩み、私に託してください。
一字一句、丁寧に拝見して、完成まで必ずお付き合いいたします。
すでに数百人を超える方々にご利用いただいている、日本中どこにもない唯一無二のサービスです。
あなたの誠意を正しく伝えて、新しい一歩を踏み出しましょう。
私がそのお手伝いをいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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