離婚調停中・協議中に手紙を送る効果的な方法と注意点

こんにちは。ゆりです。

いつも読んでいただきありがとうございます。

 

この記事を読んでいるあなたは、浮気が原因で離婚を突きつけられている最中でしょう。

 

反省している。二度としない。

本当に愛しているのは妻だと痛感した。

こんな風に伝えたいのに時はすでに遅し、妻は家を出ていってしまった…

そんな状態で途方に暮れているかもしれません。

 

離婚協議中になんとか考え直して欲しいと思っていても、会って話を聞いてくれない。

さらに離婚調停にまで発展してしまい、パートナーの離婚の意思が変わりそうにない。

そんな崖っぷちの状況かもしれません。

 

直接会えないのなら、せめて手紙で自分の心のうちを伝えたいと考えているかもしれません。

しかし、パートナーはあなたとコンタクトを取りたくないから出て行ってしまったのです。

手紙を書いても、送り方には注意が必要です。

 

私はこのブログで手紙を書くことを勧めていますが、無神経な手紙は逆効果です。

パートナーの心を完全に遠ざける原因にもなりかねません。

ですから、あなたは絶対失敗しないように細心の注意を払わねばならないのです。

 

この記事を読んでいただければ、あなたは次のことがわかります。

  • 離婚協議中・調停中の妻に手紙を送る方法
  • 手紙を送る際の注意点とは?

 

離婚協議中・調停中に妻に手紙を送る方法

では実際に書いた手紙をどのように送ればいいのでしょうか。

どうせなら手紙を渡すことを口実に、直接会って少しでも顔を合わせて話ができれば妻の気持ちも変えることができるかも…

という気持ちは、キッパリ捨てましょう。

 

パートナーはあなたの顔も見たくないほど傷ついているのです。

本来ならあなたからの手紙も欲しいとは思っていません。

 

家を出て行ってしまったということは、そこまで関係が悪化していることを示しています。

それでも、最後の望みをかけて、せめていま自分の気持ちを手紙で届けたいと思ったら直接会って渡すのはやめましょう。

 

離婚協議中の場合

離婚をするのかしないのか、話し合いをしている協議中でしたら、郵送か仲介人に渡してもらうのがベストでしょう。

 

実家などに帰っている場合は郵送が無難でしょうけど、現住所が不明な場合、本人や周りの人に無理に聞き出すのはNGです。

 

手紙を渡すためとは言え、好印象を持たれることはありません。

それどころか、より嫌悪感が増してしまう場合もあり得ます。

 

事情を知っている共通の友人や、義理のご両親に頼めるのなら、お願いするのもいいでしょう。

いきなり手紙が届くよりは、親しい人たちから口添えをしてもらえる可能性がありますので、受け取った時の印象も柔らかくできます。

 

また、協議中でもすでに弁護士がついている時には必ず弁護士を通して渡すようにしましょう。

 

あなたがまだ弁護士を選任していない場合は、直接パートナーの弁護士に依頼して渡しましょう。

双方に弁護士がついている場合は、あなた側の弁護士に依頼して交渉してもらいましょう。

 

弁護士は法律のプロです。離婚に強い弁護士ならこのような話し合いに慣れています。

勝手な行動をとって相手の心証をこれ以上悪くしないことが大切です。

 

離婚調停中の場合

協議が難航し、調停にまで進んでしまっている場合は、さらに慎重に事を運びましょう。

 

話し合いがまとまらず調停中ということは、パートナーの気持ちも、より離婚に傾いている状態です。

協議中の時と同じように、弁護士を通じて手紙を渡してもらう方法もありますが、パートナーに渡してもらえるかはわかりません。

 

パートナーが弁護士に、あなたからの接触を断るように依頼している可能性があるからです。

 

確実に届けたい場合は調停委員を通じて渡してもらいましょう。

 

調停委員とは、社会生活上の豊富な知識を持つ各分野の中から選ばれた人と裁判官または調停官で構成されています。

紛争の当事者の話し合いに入り、解決に導いてくれます。

調停委員はどちらが正しいのか決めるものではありません。

中立的な立場にいるからこそ、手紙が届く可能性が高くなります。

 

効果的な手紙の送り方と注意点

手紙を渡せても、それをパートナーが読んでくれるとは限りません。

ましてや何か返事があるなどは思わない方がいいでしょう。

 

しかし、人は誰でも、手紙が届いたとなったらその中身が気になるものです。

パートナーが目にした時に少しでもあなたの誠意が伝わって欲しいですよね?

 

ここでは効果的な手紙の送り方と注意点をお話しします。

参考にしてみてください。

 

思ったような反応が妻からなくても冷静でいる

あなたは離婚回避の最後の手段として手紙を送ろうとしているかもしれません。

しかし現実には、妻が夫側からの一切の接触を拒んでいることもあるのです。

 

弁護士がついて、やりとりが直接できなくなると、

「弁護士に邪魔されて妻と思うように連絡が取れない!」

と思う夫が一定数います。

直接会って話しさえすればどうにかなる…と思っているのですね。

もちろんこれは夫側の勘違いなのですが、今まで普通に会って話していたのに急に会えなくなったことでこう思ってしますのです。

普通に話せていたと思っていたのは夫だけというパターンですね。

 

あなたのパートナーが家を出て、弁護士を通じてしか連絡を取れない状態だとしたら、彼女は相当精神的に参っているか、あるいは強い意志を持って絶対に離婚すると決めている状態です。

顔を合わせて話をすればどうにかなる状況はとっくに過ぎています。

 

あなたの接触をシャットアウトしているならば、それはパートナーの意志です。

たとえ手紙を送って何の反応がなかったとしても冷静でいることが大切です。

 

何度も手紙を送らない

男性の中には女性を口説く時に、一度断られても何回もアタックして成功したという経験がある方もいるかもしれません。

一度の誠意だけでは伝わらなかったけど、何度も何度も手紙を送り続ければ誠意が届くのではないか…

このような幻想を抱いているのなら危険です。

 

女性は好意を抱くのに時間がかかるので、「口説く時は何度も」は有効です。

しかし一度「無理」になってしまったら、何度も手紙がきても鬱陶しく思うだけです。

誠意を伝えるどころか逆効果になってしまうのです。

 

また手紙を送る際は、別居して少し落ち着いた頃がいいでしょう。

早く送らないと、気持ちが永遠に離れてしまうのではないかと焦るかもしれませんが、

環境が変わって心身ともに疲れている時に手紙を送ったら負担になります。

何か理由がない限りは何通も送るのではなく、心を込めて一通だけ送りましょう。

 

お願いをしない

ついつい手紙に書きたくなってしまうかもしれませんので、ハッキリとお伝えしますね。

「許して欲しい」

「戻ってきて欲しい」

「やり直して欲しい」

というお願いを手紙に書くのはやめましょう。

調停中となれば、もうとっくにお願いが聞き入れられる段階は過ぎています。

 

手紙の内容は相手の気落ちに寄り添った内容にしましょう。

手紙の内容については、こちらの記事もご参考ください。

離婚を考え直す手紙のポイントは?やってしまいがちな5つの地雷

 

妻の決断を受け入れる覚悟を持つ

手紙を送る時に一番大切なのは、受け取った相手がどう思うのか、ですね。

 

今一度、手紙を送る前に考えてみてください。

家を出て調停中。そこに至るまでのパートナーの気持ちを考えたことはあるでしょうか?

気軽にできる決断ではありません。

きっと悩みに悩んで出した答えが「離婚」なのでしょう。

 

そんなパートナーに向かって、離婚を取り消して欲しいという自分の思いをぶつけることは、彼女の決断を尊重していないことになります。

 

自分のことと置き換えて考えてみてください。

自分が悩んで出した決断に、

「それはやめて欲しい!取り消して欲しい!」

と言われたら。

 

自分の決断を尊重してくれない相手の言う言葉が、心に届くことがあるでしょうか?

 

ここであなたが取れる態度は、パートナーの決断を受け入れ肯定することです。

「君が離婚したいと言う気持ちは良くわかるよ…当然のことをしたと思っている」

この姿勢を忘れてはいけません。

人は肯定されて初めて、次の言葉を受け入れる準備ができるのです。

 

次の行動を決める決定権はパートナーにあります。

せめて少しでもあなたの言葉が届くように、覚悟を持って手紙を送りましょう。

 

離婚協議中・調停中に手紙を送る方法とは?効果的な方法と注意点のまとめ

 

今回の記事のまとめです。

 

離婚協議中・調停中の手紙の効果的な送り方と注意点

  • 弁護士や仲介人、調停委員を通じて渡す
  • 返事がなくても冷静でいる
  • 相手が落ちついてから一通だけ送る

 

離婚協議中はあなたもパートナーも不安定になっています。

ですから直接会うより、仲介人を通して思いを伝えましょう。

そして離婚調停中は、今までのように相手に連絡をとってはいけません。

相手の気持ちに立って手紙を送ることが大切です。

 

まだ、完全に縁が切れていない今なら間に合うかもしれません。

一度は愛し合って結婚した夫からの手紙です。

それを読めば、心に届くことがあるかもしれません。

自分のエゴを捨てて、心からの手紙を送りましょう。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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