こんにちは。ゆりです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
前回は、離婚したくないのにパートナーから浮気の慰謝料を請求された時の和解の導き出し方について、詳しくお伝えしました。
慰謝料の請求で和解を導き出す!慰謝料を関係修復の手段にするには?
今回は、慰謝料を通してパートナーが見たいと思っているものについてお伝えしますね。
それはずばり「誠意」です。
誠意、ただこれだけを聞くととてもあいまいですが、一言で言ってしまうと、あなたが「どれほど真摯にパートナーの気持ちに向き合っているかどうか」ということです。
離婚したくないと願ってこのサイトにまでたどり着いたあなたは、決していい加減にこの問題を解決しようとしているとは、思っていません。
でも、誠意にも伝え方があり、それがパートナーの受け取り方を左右してしまいます。
つまり、同じ意味のことを言っても、パートナーにあなたの真摯な気持ちが伝わらない可能性があるということです。
この記事を読むと次のようなことがわかります。
- 慰謝料はあなたを試す道具?
- 慰謝料を通じて誠意を表すには?
- パートナーに誠意を伝えるために必要なのはあなた自身の〇〇?
離婚危機を乗り越えるための対応は?
離婚危機を乗り切るためには、慰謝料を請求された時の対応も大切です。
もしすでに慰謝料を請求されたのであれば、あなたはその時、どんな対応をしましたか?
夫婦関係を継続したいと思っているあなたには、慰謝料請求はまさに寝耳に水ですよね。
まさか力いっぱい否定していないことを祈ります。
慰謝料請求された時の対応は、まずはパートナーの気持ちや慰謝料を請求するという行動を受け止める。
つまり肯定することが大切なのです。
ただ、もうすでに否定してしまったとしても、大丈夫です。
急に慰謝料という言葉を聞いて取り乱して、思わず否定しまったことを後悔していますよね。
ぜひ、そのことを率直にパートナーに伝えて謝罪して下さい。
「突然の慰謝料請求に驚いて、つい否定してしまった」
「君が傷付いていることがわかっているのに、心無い言葉を言ってしまった」
自分の情けない部分も含めて、正直にパートナーに伝えられれば、パートナーだって理解を示してくれるはずです。
もし慰謝料を切り出された時、本気で考えようとせず、受け流してしまっていたなら、今からでもあなたから慰謝料の話をしてみて下さい。
面と向かって言われた時、驚きとショックのあまり絶句しても、一旦は取り乱してしまっても、それは人間の反応として正常なので構わないのです。
ですが、「気持ちはわかった。一旦落ち着くためにも即答は待って欲しい」と伝えるのがベターです。
人間は取り乱すと、普段では絶対にしないことをついやってしまうところがあります。
また、自己防衛からパートナーを批判する行動をとってしまう可能性もあります。
激昂したり、「慰謝料なんてありえない」と全否定したり、一時の気持ちだけで反射的にパートナーを傷つける行動を取ってしまうのが一番良くありません。
これから慰謝料を請求されそうな人や、文書で請求された人は、まずはパートナーの慰謝料請求の行動を肯定して下さい。
あなたの行動をパートナーはしっかり見ていますよ。
離婚危機を乗り越えたいならパートナーの慰謝料請求額を否定しない
あなたのパートナーは、すでに慰謝料額を伝えてきたのでしょうか?
もしそうなら、その金額を聞いてどう思いましたか?
きっと大半の人は「そんなに高い金額を請求されるの?」と思ったはずです。
パートナーは慰謝料を請求しようと決めてからは、きっと冷静に準備してきたんだと思います。
慰謝料の相場なども調べているかもしれません。
浮気の慰謝料、離婚しない場合の相場は?離婚の有無の影響はある?
同じ女性の立場から言わせてもらうと、慰謝料は高ければ高い程、自分の苦しみを理解してもらえたと感じることは否定できません。
私自身は、何よりも親権を得たかったのと、早く再出発したかったので慰謝料は最低限のものをもらっただけですが、あなたのパートナーが慰謝料額にこだわっていたとしても、不思議ではありません。
パートナーはそれぐらい深く傷ついているのですから。
でも離婚回避を目指しているあなたにとっては、金額が高ければ高いほど不安になると思います。
また、現実問題として請求された金額を支払えるのかどうかということにも頭を悩ませてしまいますよね。
だからといってパートナーが出してきた慰謝料額を全否定するのはやめて下さい。
パートナーは「私はこれだけ傷付いている」と金額の大きさで傷の深さを伝えているのです。
「こんな金額高すぎるよ」などと否定されると、あなたがパートナーの心の傷を軽視しているように感じてしまうのです。
例え思っているよりも高い金額を提示されたとしても、次のように伝えてみましょう。
- (慰謝料額をその金額に決めた)気持ちはよくわかった
- 慰謝料額も含めて、これからのことを二人で話し合いたい
慰謝料額ではなく、ここでも高額の慰謝料を請求したい「気持ち」を受け止めるのです。
そして、同時にあなたにとっての離婚回避に向けての話し合いを、慰謝料額の話し合いに含めて提案してみましょう。
慰謝料を請求されても離婚を回避したいなら、この話し合いが何よりも重要です!
例え、すぐに支払える程度の金額を請求されたとしても、安易に了承して支払って終わり、ではいけません。
必ず話し合いに持っていくことが大切です。
話し合いに持っていく材料として、慰謝料額の擦り合わせを最大限に利用して下さい。
離婚危機を乗り越えたいなら、徹底的にパートナーの味方になる
パートナーに慰謝料を請求されると、まるで敵対関係のような構図になってしまいがちです。
実際、パートナーはあなたに腹を立てているわけですから、敵対と言ってしまってもいいのかもしれません。
でも、あなたは敵対していると感じてしまってはいけません。
あなたはこれからパートナーと関係を改善して、離婚を回避する目標があります。
否定的な気持ちでパートナーと向き合ってしまえば、その目的は叶えられませんよ。
あなたは浮気をされて傷付いているパートナーに徹底的に味方して下さい。
あなたが原因を作ったのに味方だなんて、おこがましいと思うかもしれません。
でも、あなたはなによりも離婚回避を目指しているわけですから、おこがましいなんて言っている場合ではないのです。
私の夫は味方になるというよりも、「愛しているのはゆりだけ」という気持ちの問題を持ち出してきました。
私の立場に立ってみて考えたことなどなかったと思います。
行動や態度で裏切っているのに、気持ちを持ちだしてきても何の解決にもなりません。(実際なりませんでしたし)
行動には行動で、パートナーの気持ちを想像して、その立場に立ってみたら必ず味方になれます。(浮気されて嫌な気持ちになるのは、あなたも同じですよね?)
そして、深く反省もできるはずです。
他人と過去は変えられなくても、自分と未来は努力次第で変えられるんです!
まずは、慰謝料額も含めて、パートナーの要求を可能な限り受け入れて下さい。
できるだけ要求を叶えようと努力するのです。
そして、もう一つ大切なのは、ただ言いなりに要求を聞くだけでなく、パートナーの利益になることをあなたから提案することです。
- これからは家庭第一で尽くす
- 浮気は二度としないと約束するし、それを誓約書として提出する
このようなことを提案してみて下さい。
決して交換条件(「家庭第一に尽くすから、離婚はしないで」など)として提示しないようにして下さいね。
あくまでも、あなたが自発的にパートナーのためになることをしたいという気持ちを伝えることが大切です。
謝罪の気持ちを表す方法
あなたはこのブログを訪れて下さっているのですから、心から反省していて、二度と浮気はしないと決意していることは間違いないでしょう。
でも、それをパートナーにどのように伝えるか、これが問題になってきます。
「口でなら何とでもいえる」という言葉があるように、その場限りと思われがちな言葉での約束では、浮気という過ちに対する謝罪としては弱いというのが私の本音です。
(私の夫はこの謝罪すら最後の最後になってようやくしただけだったので、ある意味ですごいと言えるかもしれません・・・)
そこで、私が提案したいのは、謝罪の気持ちやこれから改善していくことなどを書面にすることです。
離婚回避したい!必ず気持ちが伝わる別居中の妻への手紙の書き方
書面に記すことで、言葉は悪いですが証拠になります。
証拠になるからこそ、あなたの本気度をパートナーに示すことができるわけです。
先程お伝えした、「浮気を二度としない」という誓約書も同じで、書面だからこそより本気度を示せるのです。
また、「隠し事をしない」ことも大切です。
すでに浮気はばれていますが、細かい部分までは明らかになっていない部分もあると思います。
浮気以外にも何か他に隠し事、ありませんか?
何もかも洗いざらい白状するというわけではありませんが、話し合いを行っていく上で、今までパートナーに知らせていなかったこともすべて話し、謝罪しましょう。
あなたのすべてをさらけ出すことで、パートナーにあなたの誠意を本物だと判断してもらうのです。
そして、話し合いに応じてくれたパートナーを、今後絶対に裏切らない気持ちで接してください。
裏切りを行う人に、誠意なんて絶対にありませんので。
誠意は、その真心から来ているとパートナーが信じてくれなければ伝わりません。
今のあなたには、本物の誠意があると私は信じています。
「離婚危機を乗り越える!慰謝料を通してパートナーが見たいあなたの誠意」まとめ
今回のまとめです。
- パートナーが慰謝料であなたを試してきても、受け止める気持ちで対応しよう
- 慰謝料を通じて誠意を表すには、パートナーの味方になることが大切
- パートナーに誠意を伝えるために必要なのは、あなた自身の自発的な思いやりの気持ち
慰謝料はあなたを試す道具の一つでもあります。
でも、反対に考えれば試されているということは、現状を変えられる望みがあるということです。
慰謝料自体や金額を否定してしまうことは、そのテストすらも否定しまうことにつながりかねません。
これは、慰謝料をパートナーの言うままの金額で支払うということではありません。
慰謝料に向き合うあなたの態度を確認している側面もあるのです。
慰謝料を否定的な目だけで見てしまわずに、利用する気持ちでしっかりと対応していきましょう。
そのためには、パートナーの味方になってしっかりと寄り添っていくことです。
そして、心の奥にあるパートナーへの自発的な思いやりの気持ちを、パートナーにしっかりと伝えるのです。
私は、今からパートナーに寄り添っていこうと決意している、あなたの味方です。
そこで次の記事では、慰謝料を請求されたら、一人で抱え込まないために誰に相談するべきか詳しくお伝えしていきますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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