
こんにちは。ゆりです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
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この2つはあなた自身がパートナーにどう思われているかを知ると同時に、浮気して離婚をつきつけられたあなたが次にどういう行動をとるべきなのか、ということを取り上げてきました。
次はこれまでとは少し視点が違うお金の問題です。
まずお聞きしますが、あなたには家族を支えられる程度の収入はありますよね?
その収入は、離婚を回避したいあなたにとって「ある程度は」有利な点となります。
しかしあくまでも「ある程度」です。
「離婚したいけど、経済的に不安…」
子どもにとって父親の存在が必要か悩むと同時に、子どもに経済的につらい思いをさせたくないとパートナーは当然考えています。
とはいえ、彼女に対して
「たいして働けないんだから、離婚なんてしない方がいい」
「俺の方が収入があるんだから」
こんな言い方をしてはいけないことは、もうお分かりですよね。
ではあなたが持っている有利な部分を、どうやって離婚回避につなげていけばいいのでしょうか?
この記事を読んで頂ければ以下のことが分かります。
- パートナーの経済的不安へのあなたの対応は?
- あなたに向けられた言葉に隠れているパートナーの気持ちとは?
- 経済力でパートナーを引き留めることは可能?
離婚に向けて妻が心配しているお金の問題。離婚回避の対応策は?
離婚に向けて準備しているパートナーが、一番心配しているのは、やはりお金のこと。
「離婚したい」と思ったパートナーが仕事を探そうと思っても、実はすぐに職探しができない状況にあることをお分かりですか?
なぜかというと、離婚には引っ越しがついて回るから。
経済的に自立しているパートナーであれば状況は違ってきますが、そうではない場合、離婚には引っ越しが、そして子どもがいれば引っ越しに合わせて転校や転園が付いてくるのです。
離婚して実家に戻る場合や、あなたの顔も見たくないからと違う町に引っ越す場合など、住所が決まっていないのに職を探すのは難しいですよね。
離婚が決まっていない今、お金は必要だけど離婚後に働き続けるための仕事は探しにくい、というのが実情です。
まして子どもがいる場合はなおさら。
子どもが小さければ小さいほど、引っ越し先で保育園に入れるのか、どの程度自分が働けるのか、など、実際に引っ越しをしてみないと分からないところがたくさんあるのです。
そして一番の心配はやはりお金のこと。
離婚するには家賃・引っ越し代・生活費など数十万単位のお金が必要です。
離婚した後には、あなたからの養育費や慰謝料などで生活することができますが、何も決まっていない状態では、婚姻費を貰えない限り、すべてのお金を自分で工面しなければなりません。
- 子どもを親に預ければ、なんとかなるかな?
- 貯金を切り崩せば当面は過ごせるかも…
そんな行ったり来たりの思いを巡らせてしまうのです。
一方、あなたには家族を養うだけの収入があるはずです。
しかも浮気していたあなたは、今まで家族以外のところにもたくさんのお金を使ってきたことでしょう。
それを改めれば、今まで以上に家族のためにお金を使うことができます。
離婚に向けて準備しながらも不安なパートナーに、あなたと一緒にいると経済的な心配はないよ、ということを上手に伝えることができれば、離婚回避のきっかけになります。
動き出す妻を『お金』を理由に止めてはいけない
とはいえ、決して「お金」を理由に離婚を引き止めるべきではありません。
お金だけを切り札にして、離婚を思いとどまらせようとするのは、人として最低です。
一緒に暮らしてきたパートナーは、あなたに経済力があることは言わなくてもわかっています。
それでも、あなたと別れて暮らす選択をしたのです。
もし口に出してあなたの思いを伝えたいのであれば、パートナーに伝えるべき言葉は
離婚しても父親としてできる限り経済的にもサポートしたいと思っている。
でも、本当は一緒に家族として過ごして、一緒の時間を過ごしていきたい。
そのためには、毎月○○円のお金を貯金して子どもの教育資金に充てたいと思っている。
このような、具体的、かつ将来のことも考えている言葉です。
以前のこの記事では手紙についてお話しました。
離婚回避したい!必ず気持ちが伝わる別居中の妻への手紙の書き方
この手紙の書き方も同じです。
謝罪と相手の意見の尊重、そして具体的な提案。
相手に気持ちを伝えるには、それが直接の言葉でも手紙でもしっかりと気持ちが伝わる伝え方をしなければいけません。
お金と離婚。
二つを天秤にかけて、離婚を選択したパートナーの葛藤に向き合わねばなりません。
離婚回避のために夫が変われば妻の心は変わる
あなたが変われば、きっとパートナーの心も変わります。
あなたはまだ離婚をしていません。
パートナーも本当に離婚していいかどうか悩んでいます。
パートナーの中には当然『離婚したい』気持ちと、実は『離婚したいと思っているのを分かってほしい』という気持ちがあるのです。
「夫婦は合わせ鏡」という言葉を知っていますか?
パートナーがあなたに言った厳しい言葉の裏には、パートナーの本当の気持ちが隠れています。
『離婚したい』という言葉をあなたにぶつけながら、まだ離婚するかどうかをためらっている気持ちがあり、その葛藤をあなたにぶつけているのです。
例えば「なんであなたはいつも休みの日に出かけるわけ!?」という言葉の裏には
『私だってゆっくりしたいのに!』
『家にいるのは楽しくないの?』
『子どもがかわいくないの?』
『私に不満があるの?』
そんな思いが隠れているのです。
あなたに向けられた言葉が感情的であればあるほど、受け止めてほしい心が強く表れています。
ですから、あなたがその気持ちを理解せず自分中心の行動ばかりしていたら、パートナーもあなたにもう何も期待をしません。
まず相手の心を理解する。
そしてその上であなたが変わる。
あなたがパートナーの言葉に隠された心を理解し、受け止めることができれば状況は良い方向に向かっていくでしょう。
お金は確かに重要ですが、ただのツールでしかありません。
お金だけを理由に離婚回避することは不可能です。
経済的な安心感で包みながら、パートナーの心を理解できる夫になりましょう。
浪費癖があれば見直すべき
当たり前のことですが、もしあなたに浪費癖があるなら、今すぐやめてください。
「自分は浪費癖なんかない」そう思うかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?
浮気相手にさんざんお金を使っていたのなら、それは立派な「浪費」です。
先ほどもお伝えしましたが、離婚したらパートナーは養育費と慰謝料を受け取る権利があります。
また、母子家庭には援助があります。
「あなたの収入よりも、パートナーの収入と母子扶養手当などを合わせた金額の方が多い」
そんな状態では、収入面でも離婚は引き留められません。
今のあなたに必要なのは、自分より家族のことを考えるという姿勢です。
- 自分の趣味より子どもが喜ぶ顔
- 飲み会より家族と囲む食卓
- ささやかでいいから記念日のお祝い
あなたが家族に与えられるものはすべて与えていく。
そんな気持ちがパートナーに伝われば、お金を切り札にするという手を使わなくても、彼女の心を動かすきっかけになります。
経済力だけを理由にしたら離婚回避はできない
今回の記事では以下のことをお話ししてきました。
- 自分の経済力を評価してもらおうとしてはいけない。
- パートナーは辛い気持ちを受け止めてほしいと願っている。
- 経済力だけでは離婚を回避することはできない。あなた自身が変わることが必要。
あなたに今できること、それはあなたと離婚しない方がパートナーにメリットがある、とわかってもらうことです。
何度も言いますが、決して自分から「経済的には自分が優位である」ことは言ってはいけません。
態度に出すこともNGです。
お金は、家族が幸せに暮らすための「ひとつの手段」にすぎませんから。
次回は、離婚に伴う子どもの環境の変化についてのお話しです。
自分のことよりも子どものことが大事なパートナーは、引っ越し先のことや引っ越した後のことを考えているでしょう。
父親がいなくなり環境も変わる。
それは子どもにとっては自分が望んだことでもなく、突然の環境の変化です。
今はパートナーは一人でその悩みを抱えています。
離婚したくないという気持ちを伝えるだけでなく、パートナーの悩みにそっと寄り添うことが大切です。
別れたくないから一緒にいることだけが正解ではありません。
パートナーの悩みを解決するために、一緒に暮らさない時間を作るのも必要かもしれないのです。
離婚準備中のパートナーが心配していることを、あなたも一緒に考えることができるようになれたら、あなたは再びパートナーから頼られる存在になることができるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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