
こんにちは。ゆりです。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
前回の記事では、あなたが協議離婚か調停離婚かの決断を迫られてしまった時にどうすればいいか、についてお話しました。
今回は、あなたが浮気したことによって、パートナーが離婚を考えているのかも?と察した時に、あなたがやってはいけないことについてお話します。
離婚したいパートナー
離婚したくないあなた
この2つには大きな差があります。家族として同じ家で生活をしていても、見ている景色は違っているでしょう。
離婚したいパートナーは、このまま結婚生活を続けるべきか見極めています。
あなたは今の生活をどう思いながら過ごしているのでしょうか?
浮気がバレたあなたは、まさしく今がその見極められている時です。
そんな時に、さらにパートナーの気持があなたから離れるような行動を起こしたら、どうなるかは分かりますよね?
今から紹介する言葉や行動は、パートナーが離婚準備中であれば厳禁ですし、もちろん普段から心がけるべきことです。
一度あなたの今までの言動を振り返ってみましょう。
この記事では以下のことが分かります。
- 離婚準備中の妻に夫が言ってはいけない言葉とは?
- 夫がやってはいけない3つの行動とは?
- あなたが妻に伝えるべき3つの言葉
妻が離婚準備中!?離婚を察した男性が言ってはいけない言葉とは?
パートナーが離婚を考えているかも・・・?そう思った時に、言ってはいけない言葉があります。
それは、この4つです。
- 自分を正当化する言葉
- 相手を否定する言葉
- 感情に任せた言葉
- 子どもや親を言い訳にする
ひとつずつ見ていきましょう。
自分を正当化する言葉
パートナーは一番この言葉を嫌います。
「寂しかったから」
「相手が言い寄ってきて・・・」
浮気をしたのはあなたなのに、こんな言葉で「それなら仕方ないね」なんて思うわけありません。
「はぁ!?」と呆れられるだけです。
不貞行為は離婚理由として裁判でも認められています。
つまり、あなたに自分を正当化する理由は1つもないのです。
相手を否定する言葉
これは自身の正当化とほぼ一緒に使われる言葉かもしれません。
相手の立場を下げることや、相手の欠点を言うことですね。
自分の非を認めたくない時につい口に出る「お前にも悪いところがある」という言葉。
身に覚えはありませんか?
一緒に生活をしていく上で、お互いがお互いに100%満足している、なんてことはあり得ません。
それはパートナーも分かっているのです。
そしてあなたが浮気をした事実を知って、「自分にも悪いところがあったのかも」と心の奥では思っているのです。
ただそれは自分だけが認めるべきことで、他人から、しかも浮気したあなたから言われるべき言葉ではありません。
それをあなたが口にした時、パートナの中にあった「私も少しは悪いかも?」という気持ちは消失し、「あなたとはやっていけない」と頑なになってしまうでしょう。
感情に任せた言葉
感情に任せて言葉を発するのもやめましょう。
あなたが感情的になるのではなく、感情的になったパートナーの思いをすべて受け止めることが必要なのです。
残念ながら・・・
パートナーはあなたのことが大好きで、あなたを取られたから怒っているのではありません。
パートナーは自分の存在を軽く考えられていた、バカにされた、ということで怒っているのです。
そこであなたが感情的になってしまったら、さらにその思いは増幅してしまいます。
あなたがするべきことは、プライドを汚されたと感じているパートナー以上の大恥をかくことなのです。
大恥をかく?どういうこと?
そう思うでしょうから説明しますね。
例えば、パートナーが感情的になり、自分の親や会社の上司に訴えたとします。
夫婦ではない第三者に浮気をバラされたあなたは、とっても恥ずかしい思いをすることでしょう。
もちろん、あなたは良い気持ちになりません。
「穴があったら入りたい」状態とはこのことですよね。
でも実は、あなたのこの状態はパートナーを心をおさめるのに重要な役割を担っているのです。
夫の浮気によって腹の虫がおさまらないパートナーですが、パートナーが感じている以上の辛さをあなたが味わうことで、「ちょっと可哀想かも?」という感情に移行していくのです。
あなたがパートナーに与えたダメージより大きいものであればあるほど、
夫がかいた恥、さらに社会的な制裁が大きければ大きいほど、
それには、パートナーの怒りの気持ちを静める効果があるのです。
だから、あなたが感情的になり、さらにパートナーを怒らせたり苦しめたりすることは絶対やめてください。
パートナーの感情がぐちゃぐちゃに入り混じってしまい、良い結果になることはありません。
子どもや親を言い訳にする
「子どもがいるから」「親が悲しむから」など自分以外の人のことを言い訳にするのはやめましょう。
そもそも子どもがいるのに浮気をしたのはあなたであり、パートナーは子どものことも親のことも考えた上で離婚に踏み出そうとしているのです。
もっと言えば、あなたが軽い気持ちで口にするよりもかなり前から、パートナーは子どもや親のことを真剣に悩んできたのです。
パートナーはそんな言葉よりもあなた自身の考えや言葉を聞きたいと思っています。
「子どものために離婚しない方がいいんじゃないかな?」
「君と子どもとの生活を支えていきたいんだ」
この2つの言葉が意味していることは両方『離婚したくない』ですが、印象はかなり変わりますよね?
上の言葉は、浮気をしたのはあなたであり、傷ついたのはパートナーであるにも関わらず、さらにパートナーに我慢を強いています。
それに対して、下の言葉には、あなた自身の覚悟を示すことができるのです。
あなたが言うべき言葉は、もうどちらかお分かりですよね?
夫がやりがちな失敗行動例
次に離婚準備を察した男性がやりがちな失敗行動例をお伝えしましょう。
- 具体的な行動を起こさない
- 態度だけで分かってもらおうとする
- 心がこもっていない
こちらもひとつずつ説明いたします。
具体的な行動を起こさない
「もう浮気しない」
「これからは君を大事にするから」
そんな言葉をパートナーは望んでいません。
具体的にあなたは、離婚回避のために何をするつもりがあるのか、それが本当なのかを知りたいのです。
誓約書を書く、人前で宣言する、何かしらの罰を受け入れる(休みの日はすべての家事を引き受けるとかお小遣い無しとか)
こういった具体的な行動はパートナーの心を動かします。
また、離婚を回避するためには話し方も重要なポイントです。
こちらの記事では、あなたの気持ちを分かってもらう方法をお伝えしています。
態度だけで分かってもらおうとする
離婚のことを考えているパートナーに対して、態度だけで示しても、伝わりません。
夫婦が円満な間は、態度だけでも良い関係を築いていけることでしょう。
ただ今はその時期ではありません。態度で示すことも大事ですが、言葉で伝えることも同時に必要なのです。
家事をする時でも、黙ってお皿を洗うよりも
「俺は今の生活を大事にしたいから、家事もする」
と宣言した方が、パートナーにはより伝わるでしょう。
ただし、言葉と態度は必ず一致させるようにしてください。
家事でも育児でも、もしできない可能性があるなら(その理由がたとえ仕事でも)その約束はしない方が賢明です。
あなたが確実に実行できる、そしてパートナーの負担を減らすことができる宣言にしましょう。
心がこもっていない
あなたは謝っているつもりでも、心がこもっているかどうかは、一緒に住んでいたパートナーなら分かります。
この場だけをおさめようとしているのか、本気でどうにかしたいと思っているのかは、同じように「ごめんなさい」と言ったつもりでも、伝わってくるものが違います。
これはビジネスでも言えることですが、謝罪する時は「ごめんなさい」という言葉以上に
- 声のトーン
- 表情や雰囲気
に気を付けなければいけません。
これらは非言語コミュニケーションと呼ばれるものです。
もし本当に反省していて、パートナーの心の痛みを感じているのであれば、これらのことを気にしなくても、丁寧な心からの謝罪となるでしょう。
でも、とりあえず謝っておこうという気持ちでは、相手の心にはまったく響きません。
非言語コミュニケーションについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
離婚回避のための心理学的考察 あなたの言葉は妻に伝わっていない
まだ今はあなたはパートナーと会話をするチャンスがありますよね?
今、あなたの気持ちをしっかりと込めた言葉を伝えないと、離婚は回避できませんよ。
夫が伝えるべき3つの言葉
今まではやってはいけない言動についてお話しましたが、では、伝えるべき言葉とはいったいどんなものでしょう?
それは以下の3つです。
- 俺が悪い(君は悪くない)
- ありがとう
- 君と子どもを支えていきたい
俺が悪い(君は悪くない)
まずは何よりも自分が悪いことを伝えましょう。
この言葉の通り、あなたが100%悪いのです。
あなたが一番大事にするべき人のことを裏切ったのですから。
パートナーに非はない、自分が悪いんだと心をこめて償いましょう。
他の人に浮気のことをバラされても、罵倒されても、すべて受け入れる覚悟が必要です。
あなたの浮気によってパートナーが大きなダメージを受けました。
あなたも同じくらい、いえそれ以上のダメージを、別の形で受けなければいけません。
ありがとう
次に、感謝の気持ちを伝えましょう。
あなたが毎日スーツを着て仕事に行けるのは、パートナーのおかげですよね?
あなたが健康で生活できるのはパートナーが支えてくれているからですよね?
子どもがすくすく元気に育っているのはパートナーのおかげですよね?
そして、今あなたの傍にいてくれていることも、当然のことではありません。
しっかり「ありがとう」という気持ちを伝えましょう。
普段から伝えてない方には、言いにくい言葉かもしれませんね。
でも、だからこそ、パートナーには伝わるものがあるはずですよ。
君と子どもを支えていきたい
感謝の気持ちが伝わったと感じたら、最後に「君と子どもの生活を支えていきたい」ということを伝えましょう。
パートナーが離婚したいと思っても、やはり一番考えるのは経済的な問題です。
『離婚して1人でやっていけるかな』
この不安を払拭できるのは、あなただけです。
1人で子どもを抱えて生活していくよりも、あなたと一緒に生活する方が楽であることはパートナーも気付いています。
そして今まで浮気に使ってきたお金も、これからは家族のために使うことができます。
あなたからの謝罪と感謝の言葉を感じて、パートナーの心は揺れています。
あなたが経済的に頼りになる存在であることをアピールできれば、離婚準備をいったん止めてみようという気持ちになるはずです。
重要なことは、あなたが自分の非を全面的に認め、パートナーに感謝し、今後の行動を改めようとしている気持ちが伝わることです。
妻に自分の必要性を感じてもらおう
この記事では以下のことをお話してきました。
- あなたが100%悪いと自覚しよう
- 大きなダメージを受ける覚悟をしよう
- あなたが伝えるべき言葉は、償いと感謝
離婚したくない、そう思っている男性はたくさんいます。
その中でも、離婚したら自分の立場が危うくなるから・・・などという自己中心的な考えの方は、おそらくこの記事にはたどり着いていないでしょうし、ここまで読んでいないでしょう。
しっかり最後まで読んだ下さったあなたは、心から離婚したくないと思っていて、そうならないために、努力しようとされていますよね?
これまでに私はあなたの価値についてもお話してきました。
いままでの自分を反省し、家族から必要とされる自分になろうとしている、そんなあなたであれば、離婚を回避することができます。
あなたが行うべきことは
愛情・感謝を日々伝えていく
夫として、父親として、経済的支柱として、あなたの必要性を感じてもらう
この2つです。
次回は、浮気したあなたが挽回する方法をお伝えします。
浮気をしても、パートナーから離婚という言葉が出ても、離婚をしていない夫婦はたくさんいます。
その中には当然、離婚危機を回避した夫婦もいます。
そんな離婚回避成功者から聞いた成功例もお伝えしますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
追伸
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