離婚裁判の手順・流れとデメリット・メリットを解説

 

こんにちは。ゆりです。

 

「浮気が原因で妻から離婚を切り出されたらどうしよう・・・」

 

あなたはなんとかして、ことを荒げずに回避したいと思っているのかもしれませんね。

そして、話がもつれた場合は、最悪裁判になるのではないかという不安もあるはずです。

 

私自身も離婚するまで元夫とさまざまなやり取りを経験しました。

その中で、「お互い話が最後まで折り合いがつかなければ裁判を起こそう」という決意もありました。

でも、結果として私自身は協議での離婚で決着しました。

 

おそらくあなたのパートナーも選択肢の一つとして「離婚裁判」を考えているはずです。

 

でも、裁判ではお互いの精神がかなり擦り減る大変な場となります。

また、裁判が開かれるまで相当な時間もかかります。

ですから、できることならお互いのためにも離婚裁判は回避したほうがいいと思います。

 

あなたは離婚裁判をなんとしてでも回避したいですか?(聞くまでもないかもしれませんが・・)

だとしたら、まずは離婚裁判がどのようなものであるかを理解しておく必要があります。

離婚裁判の手順や流れを理解することで、初めて離婚裁判の回避の仕方も見えてくるからです。

 

そこで今回は離婚裁判がどのようなものかを分かりやすくお伝えしたいと思います。

また、通常は離婚裁判を起こす妻側が有利なのですが、夫側のデメリットとともにメリットがあるのかも最後で紹介します。

 

この記事を読んでいただければ、以下のことが分かります。

 

  • 離婚裁判とはどんなものか?
  • 離婚裁判の流れと期間について
  • 離婚裁判があなたに与えるデメリットとは?
  • 離婚裁判をするメリットについて

 

離婚裁判とはどんなものか?

 

「妻から離婚を要求された」

 

その時に頭をよぎってしまうのが、「自分は裁判することになるのではないか」という不安だと思います。

でも、ここで大切なことをお伝えします。

 

実は、日本では離婚裁判になる可能性はとても低いのです。

 

2018年の調査で離婚数は21万1,000件となっています。

この離婚数のすべてが離婚裁判にまで至ったのではありません。

2015年(平成27年)の人口動態統計では協議離婚の割合は87.6%です。

その中で裁判にまでもつれてしまったのはわずか2.6%だという調査結果があります。

 

では、なぜこんなにも割合が減るのかというと、離婚裁判の前に離婚調停があるからです。

日本の法律では、離婚裁判をすぐにすることはできません。

 

まずは協議や離婚調停をするということが必要になってきます。

そして、これらの過程で互いが離婚の条件に合意できなかった時、初めて裁判という形になるのです。

ですから、あなたが離婚を回避したいと思うのなら、協議や調停の段階で動かなければいけません。

離婚裁判になってしまう前にパートナーに対してどう接していくかが重要になってくるのです。

それを踏まえた上で、離婚裁判ではどうような手順で話が進み、どれくらい期間がかかるのかを次でお伝えしますね。

 

離婚裁判の流れとおよその期間

たしかに離婚裁判は全体の2.6%なので可能性はとても低いと思います。

でも、もしかしたらパートナーは裁判に訴えてでも離婚したいと思っている可能性も否定できません。

あなたはあらゆる状況を想定し、これからの行動を考えるほうが良いでしょう。

そこで、実際に離婚裁判となったときの流れを説明します。

離婚裁判の大まかな流れは以下のようになります。

 

 

いろいろな専門用語もあるので分かりにくいと思います。

そこでこれから大事なポイントだけ説明しますね。

上の図と照らし合わせながら読んでいくとわかりやすいと思います。

①訴状の提出

パートナーが裁判を起こしたい時は、家庭裁判所に以下の書類を提出すると、裁判手続きが開始されます。

離婚裁判で必要な書類
  • 訴状
  • 予納郵便切手
  • 戸籍謄本
  • 証拠
  • 不成立証明書

ここで一番気になるのは、どこで裁判が行われるかだと思います。

仮にあなたのパートナーが実家に帰り地元の裁判所に提出した場合は、あなたは提出先の裁判所に出向く必要があります。

この場合は、あなたはかなりの時間調整が必要になり、仕事の合間で対応することが難しい場面も出てくるでしょう。

②口頭弁論期日の指定・呼出し

家庭裁判所で訴状が受理されると、家庭裁判所からあなたの元に口頭弁論期日の呼出状と書状が送られてきます。

あなたは口頭弁論の期日までに訴状の内容に対して答え、反論も含めて答弁書を提出しないといけません。

口頭弁論の第1回目の期日は、訴え提起から1ヶ月後くらいに指定されることが多いです。

なので、書類が手元に届いたら早急に対応する必要があり、あなた一人で対応することも難しいため弁護士に相談することになると思います。

時間がない中で信頼できる弁護士を探す手間や、高い顧問料なども必要になるので、この1ヶ月間は時間もお金も慌ただしい中で調整することになるでしょう。

 

③口頭弁論(1回目・2回目)

訴状や答弁書の内容をお互い確認をして、次回までに準備する内容と次回の日程を決めていきます。

1回目の口頭弁論は法廷で確認作業を行いますが、2回目以降は準備手続室で行われることになります。

この口頭弁論の期日ですが、だいたい1ヶ月~2ヶ月に1回くらいだと思ってください。

ただし、裁判官が納得するまで開かれるので、すべて終わるまで何回くらいというのは一概にいえないのが実情です。

 

これは、離婚裁判した私の知人の体験談です。

あなたは「1ヶ月に1回か・・」と思うかもしれませんが、当事者になれば、常に頭の中には裁判のことが気にかかるため、かなりのストレスになるそうです。

仕事で忙しい時は一時忘れるのでまだ良いらしいのですが、ふと独りになるとこれから相手との交渉をどうしようか、やはりずっと考えるそうです。

特に、なかなかパートナーとの折り合いがつかない状況になると、先の見通しが見えないため日に日にストレスが増していきます。

友人もメンタル面のセルフケアに相当苦労したと言っていました。

私もやはり深く追求して聞くわけにはいかないので、全て内情を知った訳ではありませんが・・・。

ですが、やはり実際に裁判を経験した当時者にならないと分からないストレスがたくさんあるのだということを、知人の表情を見てすごく感じました。

 

④本人尋問

口頭弁論で最終的に論点が整理されたら行われます。

ドラマなどで見たことのあるシーンですが、原告側(妻)や被告側(あなた)の弁護士が相互に質問していく主尋問や反対尋問があります。

もちろん裁判官からの質問にも答えないといけません。

これには1人2時間ほどかかりますし、必ず本人が出席しないといけません。

当日はもちろん聞かれたくないことも質問され、それに的確に答えないといけません。

そのため、当日までに想定される質問に対して模範解答を綿密に準備しなければいけません。

あなたが質問に対してどう答えるかで裁判官も判断するので、やはり準備に相当な労力と時間を費やすことになるでしょう。

 

⑤裁判の終了

本人尋問から1ヶ月~2ヶ月程度で判決が下されます。

判決期日に当事者の出席は必要ありません。

裁判所に判決文を取りに行くか、郵送で受け取ることが一般的です。

 

結果には「判決」「和解」「取り下げ」の3つがあります。

そして、日本では離婚訴訟の件数の半数近くが「和解」での離婚になっています。

たとえ訴訟を起こされて離婚裁判になったとしても、途中で和解になる可能性もかなりあるでしょう。

 

離婚裁判の期間はどれくらい?

では、次に離婚裁判にかかる期間です。

単刀直入にお伝えすると、あなたが思っているよりも時間はかかると思っておいてください。

早くて半年、長い場合は3年ほどかかります。

 


引用:弁護士費用保険の教科書

 

ちなみに裁判所が公表している離婚訴訟の平均審理期間は12.3ヶ月(H27)となっています。

なので、あなたが離婚裁判をする場合は少なくとも1年はかかると思っておいたほうがいいでしょう。

平均審理期間とは
訴えが提起されてから、判決または和解によって事件が終わるまでの期間

 

離婚裁判のデメリット

ここまで、離婚裁判の流れや必要な期間をお伝えしてきました。

ここで、次に気になるのが「そもそも、離婚裁判をすることはお互いにとってメリットがあるのか?」だと思います。

何としてでも離婚したいという強い願望がない限り、あなただけではなく、パートナーにとってもデメリットの方が多いと私は思っています。

そこで、ここからは離婚裁判のデメリットをお伝えしますね。

デメリット① 費用がかかる

離婚裁判を行うと、あなたもパートナーも弁護士費用は70万円~100万円ほどかかるでしょう。

弁護士費用が必要な理由は、離婚裁判は弁論や本人尋問など自分だけで対応するには限界があるからです。

 

仮にあなたが敗訴した場合は、弁護士費用だけではなく訴訟費用も支払う必要があります。

そして、あなたの浮気が原因の離婚裁判は圧倒的にあなたが不利でしょう。

 

また、離婚裁判中でも婚姻費用というものをパートナーに支払う義務があります。

婚姻費用とは

家族が通常の社会生活を維持するために必要な生活費のこと。
居住費や生活費、子どもの生活費や学費などが含まれます。

あなたがパートナーと争っている時においても、もちろんパートナーには生活費が必要です。

「そんなの払いたくない!」と思うかもしれませんが、この婚姻費用は法律上の夫婦である限りなくなることはないのです。

このように、離婚裁判を実行するということは、お互いにとってかなり費用の負担が大きいのです。

 

デメリット② 時間がかかる

おそらく離婚裁判中のあなたは職場にいても自分のスマホに弁護士などから着信履歴がないか何度も確認したりするでしょう。

まだ事情を知らない周りの同僚の目も気になるので、何度も席をたち、人の目のつかないトイレなどで確認する回数も自然と増えていきそうです。

また、パートナーはもともと有利な立場でどんどん話を進めていくことができます。

今、相手は顧問弁護士とどんな打ち合わせをし、次にどう出るのか気になって仕方がなくなり、デスクワークも手につかなくなるかもしれません。

そんな精神状態では、上司からの指示もきっと上の空で、仕事の効率はかなり落ちるでしょう。

さらに、あなたは仕事がようやく終わり、疲れている体にムチを打って、そこから夜遅くまで弁護士との打ち合わせをすることもたくさんあります。

 

そんな状況が最低1年も続くのです。

 

離婚裁判になると辛いのは何もお金だけではありません。

次々とやってくるプレッシャーと孤独に闘い続ける時間こそが寂しく、辛いのです。

 

 

デメリット③ 心理的負担がある

離婚裁判は長期戦となるので、次第にあなたの様子や行動に今までと違う雰囲気を感じ取る人も出てくるでしょう。

ちなみに離婚裁判は公開されます。

つまり、誰かの目に留まる可能性も否定できません。

さすがに身近な人にはいつか打ち明けなければならない状況になると思いますが、

それ以外の人にも自分の知らないところで知られることがあるかもしれません。

なので、自身やパートナーの事以外でも心理的負担はいろいろついてまわります。

 

たとえば、男性が真っ先に感じる心理的負担は主にこんな事ではないでしょうか。

✓ 会社にバレると出世に響くのではないか

✓ 変なところから会社に問い合わせの電話がかかってくるかも

✓ 職場の同僚からも冷たい視線を浴びせられる

✓ 親戚や友人に白い目で見られてしまう

✓ 近所にバレると恥ずかしい

✓ 肉親や相手の親に何と説明したらいいかわからない

あなたもこんなふうに感じませんか?

 

焦っているのに誰にも相談できない状況は本当に辛いと思います。

孤独感でどうしようもない不安に襲われるでしょう。

 

私もそうでした。(別に何ら変わりはありません。あなたと同じです)

元夫との離婚話を進めていた当時は、子どもが側にいてくれたので幾分救われましたが、それでもやはり孤独感は強く、精神的に疲弊しました。

もちろん離婚する側も疲れるのです。

(そしてあなたのパートナーも例外ではありません)

 

だからこそ、私はまだお互いが歩み寄れる段階なら、まずは離婚をしない道をやはり検討するべきではないかと思います。

 

離婚裁判にメリットはあるのか?

ここまで離婚裁判でのデメリットをお伝えしました。

次は離婚裁判のメリットについてですが、残念ながらあなたにとって離婚裁判してもメリットはないでしょう。

そもそも、あなたに非がある行動が原因なら尚更です。

そして、離婚裁判まで進む状況までいけば、パートナーの気持ちを取り戻すことはほぼ無理です。

あとは、長い時間をかけて解決に向けて話を進めていくしかありません。

やはり大事な事は、あなたがそんな悲惨な状況になる前にどれだけパートナーの心理を理解し、接することができるかだと思います。

今回の離婚裁判に関するまとめ

今回のまとめです。

  • 離婚裁判は最低でも1年かかり、その間はお互い精神が疲弊していく。
  • 離婚裁判のデメリットはお金だけでない。時間にまつわるデメリットが大きい。
  • 離婚裁判をするメリットはない。

パートナーから離婚訴訟されると、たちまち状況は変わります。

あなたにとってかなり大きな問題になるでしょう

また、パートナーにとってもかなり大きな決断となります。

たとえば、私も元夫との離婚を考えたとき、少しでも好条件で離婚できないかと思い、離婚裁判がどれくらい時間がかかるのか当時調べてみました。

すると、今回お伝えしたように、最低でも1年以上かかることが分かりました。

私は、離婚裁判も同時に進めながら、まだまだ手のかかる子育て、さらに職場での仕事の事を考えると、到底無理だと思いました。

この先待ち受けるストレスと向き合う長い時間を考えるとゾッとしたのです。

なお、裁判所に行くときは子どもを連れていくことはできません。

実家の親に子どもを預けて裁判所に行くしかありませんでした。

自分や子どもだけでなく、親や職場など周辺の大勢の人にも迷惑をかけることになります。

やはり、私にとっても離婚裁判はデメリットの方が大きかったのです。

 

このようにお互いにとって離婚裁判はデメリットしかないと思うのですが、

それでも最後まで話がもつれ、あなたが裁判することになるケースもあるかもしれません。

そこで次回は、パートナーから訴訟された場合を想定し、少しでもあなたが裁判にかかる費用を抑えるための対策方法をお伝えしたいと思います。

 

 

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