こんにちは。ゆりです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
前回の記事では、あなたの夫としての価値についてお話しました。
二人の夫婦関係において、夫としてのあなたの価値の上げ方は分かっていただけたと思います。
また前回の記事で男性が求められることを3つ挙げてあったのは覚えていらっしゃるでしょうか?
- 夫としての価値
- 父親としての価値
- 経済的支柱としての価値
離婚が手に届くところまで来てしまったあなたにとって、次に向き合わなければいけない問題は
父親としての価値です。
父親には母親とは違う子どもとの接し方があります。
あなたはどんな育児をしてきて、どんな父親だったのでしょう?
パートナーと一緒に子育てしてきましたか?
そして子どもにとってあなたは『離れたくない父親』ですか?
浮気をしたことを心から反省しているあなた、夫としての自分と同時に父親としての自分も見直さないと離婚は避けることができません。
では、子どもにとって必要な父親とは、どんな父親だと思いますか?
この記事では以下のことが分かります。
- あなたは子どもに必要とされている?
- ワンオペ育児は離婚準備の始まり
- 「育児したつもり」の落とし穴
妻が離婚準備中に見ている父と子の関係
パートナーが離婚したい…と考えだした時、気になるのは子どもへの影響。
- 離婚したら、子どもは悲しむわよね…
- 成長過程で父親の存在って必要よね…
- 一人で育てられるかしら…
離婚したい気持ちはあっても、子どものことを考えると心配は尽きません。
特に、子どもが男の子の場合はなおさらです。
私にも男の子が2人います。
まだ小さいですが、成長するにしたがって父親という存在が必要になる時が来るのではないか、とかなり悩みました。
ただ必死に考え続けても、この問題に答えは出ないのです。
答えが出ないからこそ、おそらく今もパートナーは考え続けています。
あなたが家に帰ると子どもが走ってきて
「パパ~、おかえり~~!」
と言ってくれるような関係を築けていましたか?
仕事の日は夜遅く帰って、休みの日も寝てるかテレビ見てるかだけの父親。
心ここにあらずで家庭を大事にしていない父親。
子どもはパートナーにべったり…これでは離婚を回避することはできません。
でも、子どもは素直で純粋な目と心で、あなたを見て感じています。
もしあなたが変われば、子どもはあなたにとびきりの笑顔を向けてくれることでしょう。
離婚準備しているパートナーの心を引き留めるためには、子どもとの関係も大事なのです。
父親として大切な役割とは
厚生労働省が父親の役割がどんなものなのか一覧にしています。
時期 | 主な行事 | 父親の役割 |
0歳~8週間 |
命名 各種手続き・内祝い お宮参り 一か月検診 |
妻の心と体の疲労を理解し休養させる 育児のサポートをする 各種手続きを済ませる 小児科のかかりつけ医を見つける 一か月検診に付きそう |
0歳 |
健診(3ヶ月・6ヶ月・9ヶ月) お食い初め |
子育ての知識を増やす 夜中のミルクや夜泣きの対応なども含め、夫婦で話し合い、家事育児を分担する 健診や予防接種にも積極的にかかわる |
1~2歳 | 健診(1歳6ヶ月) |
子どもの事故防止の対応策を取る 外遊びなど体を使った遊びを一緒にする 子どもの好奇心や自立心を尊重する |
3~6歳 |
健診(3歳・就学時) 幼稚園・保育園へ入園 七五三 |
健診や予防接種、子どものケガや病気にも対応する時間を作る 行事への参加 子どもの生活習慣やしつけについて妻と話し合い、分担を決める |
小学校 | 小学校入学 |
学校行事・PTA行事への参加 子どもの話を聞いたり、一緒に過ごす時間を作る 習い事や塾など、夫婦で話し合う |
あなたのお子さんはいくつで、あなたはこれまでどんなことをしてきましたか?
少なくとも、健診や予防接種のことは知っていましたよね?
今どんな遊びに夢中か知っていますよね?
子どもの大好物は何ですか?
すべての質問に答えられなかった人は、離婚をつきつけられても仕方ないかもしれません。
2人の子どもなのに、パートナーまかせで育児をしてこなかったのですから。
子どもが生まれてから1年は、健診や予防接種で、ほぼ毎月のように小児科に通わなければいけません。
パートナーは風邪をひかないように気をつけながら、一人で準備をして病院に連れていって、泣いた赤ちゃんをなだめて、寝かしつけたあとに、家のことをこなしていたのです。
成長するのに従って、離乳食を作ったり食べさせたり、オムツも数えきれないくらい変えてきました。
あなたが外を向いている間も、パートナーはあなたとの子どもを大事にしっかりと育て続けてくれていたのです。
ワンオペ育児は離婚準備の入口
『ワンオペ』『ワンオペ育児』という言葉が近年メディアで取り上げられています。
ワンオペ育児とは、子育てと家事(+仕事の時もある)の全てを1人でこなさなければならない状況のことを意味します。
単身赴任や病気などの仕方ない理由でのワンオペ育児も問題ですが、一緒に暮らしているのに、また夫婦ともに仕事をしているのにワンオペ育児をしているのであれば、それは十分な離婚理由になります。
もしあなたが上で述べた『父親の役割』をこれまで行ってきていないのであれば、離婚されても当然なのです。
「頼まれたことはやってきたのに!」そんな声が聞こえてきそうですね。
でもそれは違います。
「頼まれたことしかやっていない」のです。
私の場合も、元夫は毎日帰りが遅かったので、平日は完全なワンオペ育児でした。
土日も接待という名のゴルフに行ってしまうことが多かったのですが、浮気が発覚してからは突然家にいるようになり、子どもの面倒もみてくれるようになりました。
しかしそれも、今にして思えばまさに「頼んだことしかやっていない」状態でした。
(そもそも浮気がばれたから家にいる、というのが問題ですけれども)
2人の子どもです。
成長をパートナーと同じ目線で見守っていたら、今何をすれば子どもが楽しいか、何をすればパートナーの手助けになるか、わかるはずです。
あなたはこれまでどれだけの時間を子どもと一緒に過ごしてきましたか?
パートナーはあなたに何を求めてきましたか?
何より、一緒に子育てをしてきましたか?
「育児しているから大丈夫」は大きな落とし穴
今では育児に参加している男性も増えてきましたね。
この記事を読まれている方の中にも「自分は育児参加してきた!」と思っている方もおられるでしょう。
ただ問題はその育児が子どもの年齢に合っていたかどうかです。
パートナーが買い物に行く時に「ちょっと子どもを見ていてくれる?」とお願いされたこと、ありますよね?
あなたはどうしていましたか?
子どもはゲーム、あなたはテレビなどただ同じ部屋で過ごしていただけではありませんでしたか?
お菓子を食べながらスマホのゲームをしていませんでしたか?
パートナーの「見ておいて」という言葉には、
子どもが楽しむ時間を一緒に過ごしてほしい
今、子どもが楽しいと思うことを知ってほしい
という気持ちが隠されていました。
- 「見ておいて」と言われたから「見てた」
- ひたすらゲームしていた
…これではパートナーは心の中でため息をついていたことでしょう。
子どもと遊ぶといっても、遊び方は年齢によって変わってきます。
乳幼児の時には父親は遊びの主役です。
しっかりと体を使って一緒に遊ぶことが求められています。
乳児は母親の顔を見ると、心が落ち着いて脈や呼吸の数が少くなり、父親の顔を見ると、楽しい遊びを期待して脈や呼吸の数が増えることが分かっています。
眠たい、お腹がすいたなど、ストレスを感じる場面では母親を求めますが、遊び相手としては父親を好むようになるのです。
小学生の時は、父親はチャレンジャーのような存在です。
頼りがいのある背中を見せて、子供の良いお手本、またいつか超えるべき相手になることが望まれます。
子どもに新しいことを経験させて、しかも自分一人でするように促すことが大切になってきます。
中高生の時は、徐々に親離れしてゆく時期になります。付かず離れず、かつ良い手本になることが必要です。
カナダ政府がこのような提言をしました。
父親の仕事とは、「子どものお腹」を食べ物で満たし、「子どもの頭」を知恵で満たし、「子どもの心」を愛と勇気で満たすことである
一緒の部屋にいること、一緒に生活をしていること、それが育児ではありません。
子どもの年齢に合わせて、父親としての役割をパートナーと相談しながら行うのが育児なのです。
離婚準備の危機を回避するには子供との関係を見直すべき
今回の記事では以下のことをお話ししてきました。
- 離婚回避のために子どもに必要とされる父親になろう
- 子ども目線の育児をする。自分目線はNG
- 成長に合わせて父親の役割も変わっていくことを理解する
耳の痛い話ばかりしてきてしまいましたね。
でも、2人の子どもを一生懸命に育ててきたパートナーが、あなたの浮気を知った時の気持ちを想像してもらいたいのです。
「私はいったい何のために頑張ってきたの…?」
そう思ったからこそ、あなたへの愛情が消えてしまったのですから。
あなたが今の状況を変えたいと本気で望んでいるのであれば、今までパートナーが注いできた愛情の深さに気づき、感謝し、同じように愛情を注ぐ父親になることが必要です。
迫りくる離婚に怯えているあなたにとって今は、夫婦だけでなく、子どもとの関係を見直す最後のチャンスです。
もちろん、すぐに完ぺきな父親にならなくても大丈夫。
子どもの目線に合わせて、目を見つめ、話を聞いて、一緒に時間を過ごしてみて下さい。
子どもはいち早くあなたの変化に気づいて、今までの時間を取り戻すかのようにあなたに甘えてくるはずです。
(ただし、パートナーへ自分からアピールすることはやめておきましょう。逆効果になりかねません)
あなたと子どもとの関係が良好になっていけば、そしてあなたが子どもにとって必要な父親であることが理解できれば、パートナーの気持ちも自然と和らいでいきます。
あなたが変わることで子どもの笑顔が増えたら、パートナーは離婚を踏みとどまってくれるかもしれません。
だって、母親にとっては子どもが一番大切ですから。
次は誰にとっても避けては通れないお金の話です。
少しいやらしい言い方になりますが、経済的な力は離婚回避するための一番有効なものです。
でも、使い方を誤るとパートナーとの関係を完全に修復不可能にするものでもあります。
まずはパートナーとの関係、そして子どもとの関係を見直してから、最後に経済的な安定をパートナーに伝えることができれば、離婚回避も難しくありません。
ここまで読んで下さったあなたならきっと大丈夫。
家族で笑いあえる関係になれるはずですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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