こんにちは、ゆりです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
前回は、離婚調停を取り下げてもらうための手紙の書き方についてお話ししました。
離婚調停まできてしまった場合、離婚を回避するのはとても難しいと言えます。
しかも、浮気が原因ならばなおさらです。
私が調べた限りでは、浮気した人が離婚調停で修復したという事例はほとんど見つかりませんでした。
ですが離婚回避できた人も、少数ですが、います。
そこで今回は、離婚調停の成功事例と離婚回避しやすいタイミングや状況をお伝えしたいと思います。
このことを知っておけば、あなたが離婚を回避するための糸口が見つかるはずです。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
この記事を読んで頂ければ、あなたは以下のことが分かります。
- 離婚調停で離婚回避しやすいタイミングや状況は?
- どうしても離婚回避できない場合はどうする?
離婚調停で浮気夫は離婚回避できるのか?
最初に、離婚調停で夫婦関係を修復できる人は少ないとお伝えしました。
ですが、実際のところはどうなのでしょうか?
離婚調停に関わることの多い、弁護士さんの口コミをご紹介します。
意思が固い方には、話し合いでの解決は難しいかもしれません。
離婚調停までくるのは、妻の離婚意思が固いということなので、離婚を回避するのは厳しいでしょう。
やはり、離婚調停において、夫婦関係を修復するのは非常に難しいようです。
パートナーが弁護士を立てた場合、離婚になってしまうのではないだろうか?
こう思う人もいるかもしれません。
ですが、弁護士さんのこのような口コミがありました。
離婚する、しないを決めるのは妻の意思なので、妻が弁護士を依頼したから修復が難しいとは一概には言えません。
弁護士は法律のプロであり、夫婦関係修復のプロではありません。
離婚回避したい場合、パートナーが弁護士を立てたからといって離婚になってしまうとは限らないのです。
そして、離婚調停で離婚を回避できたという口コミもありました。
ただし、これは浮気が原因の場合とは限りません。
離婚調停をして、修復に至ったご夫婦は少なからずおられます。
離婚したくない意思を伝えて貫くことで、時間が経過し、相手の気持ちが変化するケースがありました。
あなたが心を入れ替え、パートナーと向き合えば、夫婦関係を修復できる可能性はあるということですね。
離婚調停で夫婦関係の修復に成功した事例
では、離婚調停で夫婦関係の修復に成功した事例をご紹介します。
成功事例1
夫:35歳
妻:38歳
子ども:なし
結婚4年目
Kさんご夫婦は共働き。奥様は、ばりばりのキャリアウーマンです。
結婚してからも仕事に一生懸命だったので、いつしかセックスレスになっていました。
ですが、奥様は子どもが欲しいと思っており、自分も高齢になってきたのでKさんに子作りを持ちかけました。
ところがその頃、Kさんは元カノと頻繁に会っており、浮気をしていたのです。
それを知って憤慨した奥様から自宅から追い出されたKさんは、実家で別居状態に。
Kさんは心から反省し、何度も連絡を取って謝りましたが、奥様の怒りは収まらず離婚調停を申し立てられてしまいました。
1回目の離婚調停で、話は平行線でした。
それでもKさんは、浮気したことを後悔し、奥様ともう一度やり直したいことを主張し続けました。
そして、2回目、3回目と話し合いを続けるうちに、お互いの本音を知ることができたのです。
調停委員という第三者を挟むことで、お互い冷静に話し合えました。
Kさんが心から反省していることが伝わり、奥様の浮気への怒りが少しずつ収まっていったのです。
奥様も、もう一度Kさんとやり直して子どもを作り幸せな家庭を築きたい、という気持ちが出てきました。
そして、奥様は一度だけ許してあげようと心に決め、離婚調停を取り下げました。
次にまた浮気をしたらその時は必ず離婚する…そういう念書も取り交わしました。
成功事例2
夫:36歳
妻:34歳
子ども:4歳
結婚6年目
Tさん夫婦は、子どもが生まれてから関係がギクシャクしはじめました。
奥様が子育てにいっぱいいっぱいで構ってもらえなくなり、Tさんはさみしさを感じていたのです。
そんな中、職場に入ってきた派遣社員の若い女性と親しくなり、2人きりで会うように。
そして、ついに肉体関係を持ってしまいました。
奥様は、最近、Tさんの様子がおかしいことに気づき、Tさんのクレジットカードから見知らぬホテルや飲食店の履歴を見つけました。
Tさんは、奥様に問い詰められ、浮気を白状したのです。
その後、奥様は子どもを連れて実家に帰り、2か月後に離婚協議をしましたが、Tさんは離婚したくないと主張し続けたため話がまとまりません。
そして、奥様は弁護士をたてて離婚調停を申し立てました。
Tさんは、自分が浮気したことを心から反省し、調停にはすべて出席し、これから自分が変わることを伝え続けたのです。
その間も、Tさんは子どもと定期的に面会をしていました。
Tさんは、子どものためにも離婚はしたくないと思っていたからです。
話し合いの中で、お互いに子どものことを第一に考えているということが分かりました。
調停委員から、「お二人はもう一度やり直すことができるのでは?」と言われたのです。
結局、調停は不成立になり、当分の間別居することになったのですが、子どもがお父さんに会いたいというので久々に面会することになりました。
その時は奥様も一緒で、久々に3人で一緒に過ごしました。
Tさんは、奥様に思い切って「もう一度やり直そう」と声を掛けました。
奥様も心の奥底では、子どものためには離婚しない方がいいのでは.…思っていたのです。
そして、もう一度一緒に暮らすことになりました。
離婚調停で離婚回避しやすいタイミングや状況
先ほど成功事例をご紹介しましたが、離婚調停において離婚回避しやすいタイミングや状況を上げてみます。
1回目よりも、2回目、3回目
1回目では、まだパートナーの離婚意思が固いですが、回数を重ねるごとに相手の気持ちも落ち着いてきます。
ここで、あなたが夫婦関係を修復したいという気持ちを誠実に見せていくことが大事です。
離婚調停で話し合いをしていく中で、お互いにすれ違っていた部分などを再確認でき、やり直すことができた人もいます。
離婚調停で離婚回避できた人の多くは、3回目以降で成功した場合が多いようです。
子どもがいる場合、離婚回避の可能性が高くなる
お互いに、子どものことを一番に思う気持ちが共通している場合、それをきっかけに修復できることもあります。
しかし、子どものためだと思ってやり直したのに、逆に子どもを傷つけてしまうことも。
子どものために離婚を回避したとしても、夫婦の関係が冷めきっていれば子どもの心に悪影響を与えてしまいますよね。
でもあくまでも、子どもは離婚回避のきっかけに過ぎません。
子どもを離婚回避の道具に使うことは、夫や父として以前に、人として絶対にNGです。
不成立になった後で離婚回避できる場合もある
先ほどの事例にも出てきましたが、離婚調停が不成立になった後で夫婦関係を修復できる場合もあります。
ですが、これは非常に少ないケースです。
パートナーの離婚意思が固い場合、離婚裁判に移行してしまう可能性も高くなることを知っておいてください。
離婚調停の期間と流れは?浮気夫が知っておくべき不成立のその後
どうしても離婚回避できない場合は?
あなたが離婚したくなくても、どうしても離婚を回避できない場合もあります。
例えば、パートナーが精神的に異常をきたしていたり、パートナーの意思が固く、あなたがどんなにがんばってもまったく受け入れてもらえないということもあります。
もちろん、あなたにとってやり直すことができれば一番よいのですが、お互いのために離婚という選択をした方がよい場合もあるのです。
その場合、あなたはどうするべきか?
パートナーと離婚する覚悟ができたなら、あなたは少しでも穏便に別れた方がよいでしょう。
離婚する場合に関わってくるがお金の問題です。
財産分与、子どもがいれば養育費、そして、あなたは浮気をしているので慰謝料を請求される可能性が非常に高くなります。
あなたはパートナーを傷つけて、精神的な苦痛を与えたのです。
要求が呑める範囲であれば、パートナーの要望を受け入れて身を引くのが賢明です。
ですが、パートナーが明らかに法外な金額を請求してきた場合は、弁護士に相談して対応しましょう。
離婚回避するために弁護士を雇うことは有利なわけではありませんが、法律に関わることはプロに任せた方が安心です。
養育費、慰謝料については、こちらの記事で詳しく知ることができます。
離婚したくないなら関係修復と慰謝料を結びつける努力をしよう!
離婚回避したいという意思をしっかり持って離婚調停に挑もう
今回のまとめは、次の通りです。
- 1回目の離婚調停よりも、2回目、3回目の方が離婚回避できる可能性が上がる
- 子どもがいる場合は離婚回避できる可能性が高い
- 離婚調停が不成立になった後に離婚回避できた事例もある
- どうしても離婚回避できない場合は、なるべくパートナーの要望に応え、穏便に身を引く
よく、調停委員から「奥様の離婚意思は固いようです」と言われてしまうことがあります。
ですが、その言葉にひるんではいけません。
調停委員がこのような発言をするのはよくあることなのです。
離婚調停では、離婚になることが圧倒的に多いためです。
調停委員も人間ですから、どうしても解決しやすいので、離婚を進めてしまう傾向があります。
このように言われてしまうと、パートナーにはやり直す意思がまったくないように感じてしまいますよね。
ですが、必ずしもそうではありません。
ここであなたが弱気になってしまえば、雰囲気に負けて離婚になってしまいます。
また、パートナーに弁護士がついている場合、あの手この手を使って離婚に持っていこうとするでしょう。
ですが、あなたが絶対に離婚したくないと思うのなら、折れてはいけません。
離婚調停は、あくまでも話し合いですので、調停委員や弁護士の発言には何の権限もありません。
離婚を回避したいんだという意思をしっかり持ち、離婚調停に挑みましょう。
離婚調停で夫婦関係を修復することは並大抵のことではありません。
ですが、離婚回避できる確率と、あなたが離婚に納得するかは別問題です。
あなたが、今後どうしたいのか?
そのことよく考えて行動してください。
あなたが離婚をしたくないと思うのなら、できる限りのことをしましょう。
そうはいっても、浮気をしたあなたにとっては圧倒的に不利な状況の中、ただやみくもに行動するのはナンセンス。
ですので、離婚を回避する確率を上げるための正しい情報を手に入れることが大事なのです。
次回は、離婚調停カテゴリーの最終回となります。
これまで離婚調停についてお伝えしてきことのまとめとなります。
この記事を読めば、浮気したあなたがパートナーの心を取り戻す方法のすべてを知ることができます。
ぜひ、目を通しておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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