離婚調停で復縁したい浮気夫は弁護士なしで大丈夫?気になる費用相場

 

こんにちは、ゆりです。

いつも読んでくださってありがとうございます。

前回は、離婚調停の申立書が届いたらするべきことについてお話ししました。

 

離婚調停の申立書が届いたら?浮気夫が離婚回避のためにやるべきこと

 

離婚したくないのに、離婚調停を申し立てられてしまった……とショックを受けている場合ではありません。

離婚調停で離婚を回避してパートナーと夫婦関係を修復するために、あなたは動き出さなければいけません。

 

そこで今回は、弁護士についてお話したいと思います。

パートナーに離婚調停を申立てられた時、こちらも弁護士をつけるべきなのか悩みますよね。

相手が弁護士を立てていればなおさらです。

自分も弁護士をつけなければ、離婚になってしまうのではないだろうか……

このように不安になる気持ちもあると思います。

 

あなたは、弁護士についてインターネットで調べているかもしれません。

ちまたの弁護士サイトには何と書いてありましたか?

  • 離婚調停では弁護士を雇った方がいい
  • 弁護士を雇えば、離婚調停を有利にすすめられる
  • 早い段階で弁護士に依頼するべき

 

でも、本当にそうでしょうか?

 

よく考えてみてください。

彼らは、弁護士を雇ってもらわないと利益にならないのです。

それならば、弁護士を雇うことを進めるのは当然ではないでしょうか?

 

それに、この情報は離婚したい方に向けたものが大半です。

あなたは離婚したくない側なので、少し状況が違いますよね。

離婚を回避したい場合の情報は圧倒的に少ないのが現状。

 

でも、このブログを見つけたあなたは、とてもラッキーです。

 

今回は、離婚調停をされたけれど復縁したい場合に弁護士をつけるべきなのか?についてお伝えしたいと思います。

 

この記事を読んで頂ければ、あなたは以下のことが分かります。

  • 離婚調停で復縁したい場合、弁護士なしでも大丈夫なのか?
  • 弁護士を雇うのにかかる費用の相場
  • 離婚調停で弁護士を雇ったら何をしてくれるのか?
  • 離婚調停で弁護士を雇わない場合はどうすればいいのか?

     

    離婚調停で復縁したい場合は弁護士なしで大丈夫?

    離婚調停されたけど復縁したい場合は、弁護士なしでも大丈夫なのでしょうか?

    結論から言うと、離婚調停は弁護士なしでもできます。

    本来、調停とは一般の人が負担のかかる裁判を起こさなくてもよいように、話し合いの場として家庭裁判所を利用できるようにしたものです。

    離婚調停は、あなたが思っているほど難しいものではありませんし、弁護士を雇わなくても十分に対応できる内容です。

    そして、弁護士をつけても離婚回避に有利になるわけではありません。

    離婚するかしないかは、あなたとパートナーの気持ちの問題です。

    離婚調停はあくまでも『話し合い』であり、双方の合意がなければ離婚にはなりません。

    弁護士は法律の専門家であり、夫婦関係の修復に関しては素人です。

    弁護士が必要になってくるのは、離婚になった場合です。

     

    実際は、調停で弁護士をつける人が増えてきています。

    引用:弁護士白書2019年度版

    2004年には2割程度でしたが、2018年には半数もの人が夫婦関係調整調停で弁護士を立てています。

    このデータは、離婚調停だけでなく夫婦関係の修復が目的の円満調停も含みますが、弁護士をつける人が増えてきていることがわかりますね。

    弁護士を雇う人が増えてきた理由は、弁護士の数や無料相談を行う所が増えてきたからです。

    離婚調停だけでなく、その前の段階の離婚協議で弁護士をつける人もいます。

    私も協議離婚でしたが弁護士を雇いましたし、元夫もつけていました。

    私が依頼した弁護士の方は、とても親身に相談に乗ってくださいました。

    離婚したい側だったのもあり、結果的に私は弁護士をつけてよかったと思いました。

     

    ですが、離婚を回避したかった元夫はどうでしょうか。

    これは私が感じたことなのですが、元夫側の弁護士は淡々としておりビジネスライクな印象でした。

    マザコンだった元夫は、義母の言いなりのままで、弁護士も早く解決しようとしたのでしょう。

    元夫が、話し合い中に突然、「別れたくない」と叫んだのですが、哀れなことに、その願いも叶わず離婚になりました。

    元夫は、最後まで私の気持ちをわかっていませんでした

    その時のことは、こちらに書いてありますので気になる方は読んでみてください。

    ゆりの体験談 離婚のきっかけ 第五章

     

    弁護士を立てようが立てまいが、元夫は自分を変えようとせず、行動しなかった

    それが離婚を回避できなかった最大の問題です。

    弁護士にとって、あなたは数多く抱える案件のひとつに過ぎないので、なるべく早く解決したいと思っています。

    あなたが本気で離婚を回避して夫婦関係を修復したいという意思を伝えなければ、離婚に持って行かれてしまうこともあるのです。

    離婚を回避したいと思って弁護士を雇ったのに、離婚になってしまった、という事は避けたいですよね。

    私は決して、弁護士をつけることを否定しているわけではありません。

    ですが、弁護士に過剰に期待してしまっている人が多いようです。

    すべての弁護士が親身になってくれるわけではありません

    そして、離婚するよりも、離婚を回避する方が圧倒的に難しいのです。

    弁護士に依頼したことが逆にデメリットになってしまう場合も・・・

    あなたが弁護士をつければ、パートナーは威圧的に感じてしまいます。

    弁護士が作った文書を読んで、攻撃されていると感じ、さらに感情を悪化させてしまうことだってあるのです。

    離婚したい側であれば、慰謝料などで弁護士費用を回収することもできますが、浮気した立場のあなたはそれもできません。

    離婚調停で弁護士をつけても、浮気したあなたが有利になるばずがありません。

    もし、あなたにとってメリットがあるとしたら、離婚になってしまった時に、慰謝料や養育費を減額してもらえるように交渉するくらい。

    でも、離婚になってしまったら元も子もありませんよね。

    弁護士が必要なのは、離婚を回避する段階ではなく、離婚が決まってからです。

     

    離婚調停で弁護士を雇う場合の費用相場と内訳

    では、弁護士を雇う場合の費用はどのくらいかかるのでしょうか?

    離婚調停時の弁護士費用の相場は40万~70万円です。

    弁護士費用はけっこう高額なので、雇うかどうかのポイントになりますよね。

    できればお金はかけたくないですし、事情があって高額な費用を払えない人もいると思います。

    以前は、弁護士費用に基準が設けられていましたが、現在は、それぞれ自由に決められるようになりました。

    ですので、法律事務所によって費用は大きく変わってきます。

    一般的に弁護士費用の内訳は、相談料着手金成功報酬日当・実費の4つです。

    それぞれ、どのようなものかを見てみましょう。

     

    相談料

    依頼する前の弁護士に相談をするときにかかる費用です。

    費用相場は30分で5,000円。ちなみに、依頼した後に相談料はかりません。

    初回のみ相談無料の法律事務所も増えてきました。

    ただし、30分や60分など時間制限があり、相談内容よっては有料になる場合もあります。

    対面だけでなく、電話相談やメール相談をしているところもあります。

    無料だからといって、必ず依頼しなければならないということはありません。

    無料相談で注意しておきたいのは、相談したい内容をまとめておくことです。

    離婚の問題は短時間で相談できないことが多いので、質問したいことを簡潔にまとめておくとスムーズにいきます。

    無料だからといって、対応が雑になることはありませんし、時間内であれば料金を取られることはありません。

    先ほど、グラフで離婚調停で弁護士を立てる人が増えてきているとお伝えしました。

    実は、弁護士の無料相談が増えてきたのは2004年頃からです。

    無料相談を行うようになって、弁護士に相談するハードルが下がってきたのもあり、弁護士を利用する人が増えている背景があります。

    着手金

    着手金は、離婚調停を弁護士に依頼したときに最初に払う費用です。

    着手金の費用相場は20万~30万円です。

    そして、結果に関係なく、着手金は戻ってきません。

    つまり、離婚が回避できなくても返ってこないということです。

    着手金を低く設定していたり、無料のところもありますが、報酬金や実費など、他の費用が高い場合があるので注意が必要です。

    報酬金

    離婚調停が解決した場合に払うのが報酬金です。

    費用相場は20万~30万円

    成立でも不成立でも払うことになりますが、内容によっては減額されることもあります。

    一般的に難易度が高ければ報酬金が高くなります。

    離婚が回避できれば、それに応じた報酬金を払うことになります。

    その他、経済的利益が発生すれば10%~20%程度が加算されます。

    報酬金は、法律事務所によって設定が様々なので、事前に確認しておきましょう。

    日当・実費

    日当は、弁護士が離婚調停に同席するためなど、弁護士を半日から一日拘束する場合にかかる費用です。

    事務所から現地への移動時間も含まれ、費用相場は1時間1万円になります。

    中には、日当が着手金に含まれている場合もあるので事前に確認しておきましょう。

    実費は、書類の作成費用や交通費・宿泊費など実際にかかる費用です。

    家庭裁判所から遠い事務所の弁護士だと、移動時間や交通費が多くかかってしまいます。

    日当や実費を抑えるなら、なるべく近くの弁護士を雇う方がおすすめです。

     

    離婚調停における弁護士費用の相場

    40万~70万円

    【内訳】

    • 相談料(30分5,000円)
    • 着手金(20万~30万円)
    • 報酬金着手金(20万~30万円)
    • 日当(1時間1万円)・実費(場合による)

     

    このように、弁護士を雇うとなると多額の費用がかかります。

    離婚調停で離婚を回避するのに、多額の費用を払っても弁護士に依頼するのか?を考えてみましょう。

     

    離婚調停で弁護士を雇ったら何をしてもらえるのか?

    では、離婚調停で弁護士をつけたら何をしてもらえるのでしょうか?

    先ほど、離婚調停で弁護士をつけても離婚を回避したいあなたにとって有利になるわけではない、とお伝えしました。

    でも、弁護士をつけるかどうかはあなたが決めること。

    弁護士は法律の専門家です。

    離婚調停で弁護士を雇えば、このようなことをしてもらえます。

    • 書類の作成
    • 裁判所とのやり取りの代行
    • 離婚調停に同席
    • 調停委員への代弁
    • 法律に関する相談

     

    離婚調停は、面倒なことが多そうだから弁護士にお願いした方がいいのではないか?と思っている人もいると思います。

    最初の方でもお伝えしましたが、離婚調停は一般人でもできる内容になっています。

    多額の費用を払って弁護士を雇ったからといって、必ず離婚が回避できるわけではありません。

    それに離婚を回避したいのに、弁護士にすべてを任せるのは疑問です。

    やはり、他人任せではあなたの気持ちは伝わりませんし、パートナーだって身構えてしまいます。

    あなたが弁護士を雇ったとしたら、視点からアドバイスしてもらえるでしょう。

    でも、弁護士がいくら法律うんぬんを述べても、彼女は心を開きません。

     

    パートナーの気持ちを変えることにおいて、弁護士は必要でしょうか?

     

    離婚を回避したいなら、弁護士に依頼することよりも、あなたがパートナーの気持ちをしっかり理解して誠実に対応することが重要です。

     

    離婚調停で弁護士を雇わない場合はどうしたらよいのか?

    離婚調停で弁護士をつけない場合は、どうしたらよいのでしょうか?

    離婚を回避してパートナーと復縁したい……でも、初めての離婚調停をひとりでするのは不安ですよね。

    ひとりで離婚調停に臨む場合、以下のことを参考にしてみてください。

     

    離婚カウンセラーに相談する

    そんな時は、離婚カウンセラーに相談する方法もあります。

    離婚カウンセラーは、法律ではなく心理面から離婚問題の相談を行う専門家です。

    費用の相場は1時間5,000円~1万円ほどで、弁護士の相談料と同じくらいです。

    注意が必要なのは、弁護士と違って資格がなくても誰でも離婚カウンセラーを名乗ることができます。

    相談する場合は、資格を持った、経験が豊富で実績のあるカウンセラーを選ぶことが大事です。

    離婚カウンセラーも無料相談をしているところがあるので、気になる方は利用してみてください。

    離婚を回避して復縁したい場合は、心理面からのアドバイスは有効です。

    弁護士を雇わずに相談だけを利用する

    もしくは弁護士を雇わずに相談だけを利用する方法もあります。

    これならば、弁護士を雇うよりも費用を抑えることができます。

    でも、先ほどもお伝えしましたが、弁護士がしてくれるのは、あくまでも法律の観点からのアドバイス

    そして相談するならば、離婚問題に強い弁護士を選びましょう。

    弁護士にも得意分野があり、離婚問題の経験が多く、実績を持っている方が安心できます。

    その中でも離婚回避の経験を持っている弁護士であれば、なおよいですね。

    離婚するのと離婚を回避するのは、まったく違いますから。

    ですが、離婚回避の経験を持つ弁護士は少ないのが現状です。

    先ほどもお伝えしましたが、法律事務所では無料相談を実施している所がたくさんあります。

    また、地方自治体でも無料相談が行える場合もあるので、問い合わせてみるのもよいかもしれません。

    他にも、法テラスという国が設立した法律問題のトラブルを解決するための機関もあります。

    収入などの基準がありますが、条件を満たせば3回無料相談を受けることができるので、気になる方は調べてみてください。

     

    これは、離婚カウンセラーにしても弁護士にしても言える事なのですが、相談相手との相性はけっこう大事です。

    いかに親身になって相談に乗ってくれる人を見つけられるかが重要になります。

     

    離婚を回避したい場合の相談相手については、こちらの記事で詳しく書いていますので、ぜひ読んでみてください。

    離婚を回避したいなら誰に相談する?あなたを助けてくれるのは意外な人

     

    離婚が回避できる確率を上げるための情報収集をする

    そして、あなたは自分でも離婚を回避するための情報を収集をしなければなりません。

    何も知識がない状態でただ、やみくもに行動しても上手くいかないからです。

    プロフィールにも書いていますが、私は心理カウンセラーの資格を持っています。

    そして、パートナーの気持ちを誰よりも理解できます。

     

    だって、私も夫に浮気されて離婚したのですから。

     

    私には法律に関する知識はありません。

    でも、心理学の知識や自分の経験から、あなたに的確なアドバイスができます

    このブログでは、離婚を回避する確率をあげる方法が見つかります。

    ぜひ、読み進めてみてください。

     

    離婚調停をひとりでする場合
    • 専門家に相談する
    • 離婚を回避できる確率を上げるための情報を収集をする

     

    離婚調停で復縁したいなら弁護士よりも自分が行動する

     

    今回のまとめは、次の通りです。

    • 離婚調停は弁護士なしでもできる
    • 離婚調停の弁護士費用の相場は40万~70万円
    • 離婚調停で弁護士を雇わない場合にできること

     [1]離婚カウンセラーに相談する
     [2]弁護士への相談だけを利用する
     [3]自分で離婚を回避する確率を上げるための情報収集をする

       

      弁護士は、あくまでも法律の専門家だとお伝えしました。

       

      でも、今あなたに必要なのは法律ですか?

       

      違いますよね。

      あなたに一番必要なのは、パートナーの心を開く方法です。

      パートナーは、浮気したあなたの態度に絶望して離婚を決断しました。

      そんな彼女の心を開くことは、並大抵のことではありません。

      それなのに、法律に基づく形式ばった対応をされたら、パートナーはどう感じるでしょう?

      ますます心を閉ざしてしまうのではないでしょうか。

      私は、法律ではなく、彼女の心理をどれだけ理解できるかが重要だと考えています。

      確かに、弁護士がついていれば、心強いと思うかもしれません。

      でも、弁護士に離婚を回避してもらおうというスタンスではダメ。

       

      心理学心と行動の学問です。

      そんな心理学の力を借りて、あなたが自分で動くこと。

      それが離婚を回避してパートナーと復縁するための一番の近道です。

       

      弁護士は離婚を回避するための手段ではないということを知っておいてください。

      弁護士は、パートナーの心理については素人なのです。

       

      絶対に、離婚を回避してパートナーとやり直したい。

       

      本気でそう思っているのなら、現状を受け入れて自分で解決していくしかありません。

       

      動くのはあなたです。

       

      次の記事では、離婚調停の流れについてお話しします。

      離婚調停がどのように行われるのかを知っておくことで、焦ることなく落ち着いて臨むことができます。

      ぜひ、目を通しておきましょう。

      離婚調停の期間や流れは?浮気夫が知っておくべき不成立のその後

       

      最後まで読んでいただきありがとうございます。

       

       

       

       

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