
こんにちは、ゆりです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
前回は、上申書についてお話ししました。
上申書とは、あなたの意見を述べる文書のことです。
この書面は、離婚調停が始まる前に調停委員を味方につけるために書くものでした。
今回は、離婚調停でパートナーへ送る手紙についてお話ししたいと思います。
ところで、あなたはパートナーに手紙を書いたことがありますか?
最近はメールやLINEでやりとりすることが多いので、なかなか手紙を書く機会はないと思います。
実は、相手に気持ちを伝える方法として手紙はとても効果的。
そして、離婚調停を取り下げてもらい復縁するためにも有効です。
でも、いざ手紙を書くとなると何を書けばいいんだろう・・・と悩んでしまいますよね。
そこで、離婚調停でパートナーへどのような手紙を送ればいいのかをお伝えしようと思います。
手紙が有効な理由や送るタイミングはいつなのでしょうか?
手紙を書く時のポイントもわかりますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
この記事を読んで頂ければ、あなたは以下のことが分かります。
- なぜ離婚調停でパートナーに手紙を送るのが有効なのか?
- 親からも謝罪の手紙を送ってもらう理由
- 離婚調停でパートナーに手紙を送るタイミング
- 離婚調停を取り下げてもらい復縁する手紙テクニック
離婚調停を取り下げてもらうために妻へ手紙を送るのは有効
まず、なぜ手紙が有効なのかをお伝えしたいと思います。
今どき手紙?メールやLINEでいいんじゃないか?と思う人もいるかもしれません。
でも、メールやLINEは簡単に送れますよね。
言ってしまえば、寝転がっていてもできます。
手軽に送ることができるのはいいですが、どうしても軽く見られがちです。
もちろん、気持ちを込めて打つ人もいると思いますが、それは相手に伝わりにくいもの。
ところが、手紙はあなたがペンを持ち、パートナーのために時間をかけて書きます。
何度も書き直したり、読み直したり・・・相手のことを考えながら手間暇かけますよね。
その時点で、メールやLINEとは気持ちの伝わり具合が違うと思いませんか?
それに、普段もらうことのない手紙を受け取った時、パートナーは特別な感情をいだきます。

一体、何が書いてあるのかしら・・・
あなたに対する怒りがあっても、気になって封を開けてみたくなるはず。
離婚調停は調停委員という第三者を間にはさんだ話し合いです。
調停委員に話して自分の気持ちを伝えてもらうことはできますが、すべてが伝わるとは限りません。
ですが、手紙は形に残こるので、あなたの思いがそのまま伝わりやすいというメリットがあります。
パートナーへの手紙の書き方については、こちらの記事でも解説していますので、ぜひ参考にされてみてください。
離婚回避したい!必ず気持ちが伝わる別居中の妻への手紙の書き方
親からも妻へ謝罪の手紙を書いてもらう
あなたからだけでなく、親からも謝罪の手紙を書いてもらうのはとても重要です。
親から謝罪の手紙を書いてもらう理由は、浮気したことを自分の親に話して、あなたがこっぴどく叱られたことを伝えるためです。
なぜ、あなたが親に怒られたことを伝えるのか?
離婚調停が始まる前の段階で一番大事なのは、パートナーの怒りを鎮めること。
パートナーは、あなたに浮気をされて恥をかかされたと思っています。
そのような状態で謝罪だけをしても不十分で、まず許してもらえないでしょう。
ですから、自分の親に浮気したことを話してあなたも恥をかいてください。
パートナーの怒りは、あなたが自分と同じ屈辱を味わったと知ることで収まります。
親に謝罪の手紙を書いてもらうことで、あなたが恥を書いたことをパートナーに伝えることができるのです。
親に手紙を書いてもらうのは簡単ではないかもしれません。
ですが、離婚を回避したいのであれば、親からの謝罪の手紙は必ず書いてもらいましょう。
ここで注意してもらいたいのは、手紙の中で絶対に書いてはいけないことがあります。
気持ちを伝えるのに有効な手紙ですが、書く内容を間違えてしまうと逆効果です。
もちろん、それを伝えて書いてもらえばいいのですが、親もどのように手紙を書いていいか分からないと思います。
そこで、この記事を参考にあなたが原稿を作成し、親に直筆で書いてもらうことをおすすめします。
そして、親からパートナーに送付してもらいましょう。
書いてはいけないことについては、また後からお伝えしますね。
離婚調停で妻へ手紙を送るタイミング
では、離婚調停でパートナーへ手紙を送るタイミングはいつなのでしょうか?
- 一回目の離婚調停が始まる前
・上申書のコピーをパートナーにも送付する
・親に謝罪の手紙を送ってもらう(上申書の数日後)
- 一回目の離婚調停が終わった後
- 二回目の離婚調停が始まる前
前回の記事では、一回目の離婚調停が始まる前に上申書を作成し、家庭裁判所とパートナーの両方へ送付しましょうとお伝えしました。
その数日後にあなたの親からも謝罪の手紙を送付してもらいます。
あなたが手紙を送るのは、一回目の離婚調停が終了した後です。
一回目の離婚調停が終わって、パートナーもほっと一息ついていることでしょう。
この段階で、パートナーの怒りは少し落ち着いています。
そのタイミングで手紙を送るのです。
そして、二回目の離婚調停が始まる前にも手紙を送ります。
パートナーに弁護士がついていて直接送ることができない場合は、弁護士宛に送付しましょう。
離婚調停中の手紙については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
離婚調停を取り下げてもらい復縁する手紙テクニック
では、離婚調停を取り下げてもらい復縁するための手紙テクニックをお伝えします。
上申書に関しては、家庭裁判所に出すのでパソコンでの作成をおすすめしました。
ですが、それ以外の手紙に関しては手書きにしましょう。
親からの謝罪の手紙も、もちろん手書きしてもらいます。
やはり、手書きの方が相手に思いが伝わるからです。
また、便せんや封筒も適当に選ばずに、こだわってみてください。
女性はそういうところに敏感です。
では、手紙を書くポイントをみていきましょう。
親に書いてもらう手紙のポイント
- 離婚しないでほしいことを書かない
- 息子を叱った事実を伝える
- 離婚という選択は正しかったと認める
親からの手紙で絶対にNGなのが、離婚をしないでほしいと書いてしまうことです。
離婚をしてほしくないと書くのは、親があなたの味方であると言ってしまっているようなもの。
先ほどお伝えしたように、親に謝罪の手紙を書いてもらう目的は、あなたが親に怒られて恥をかいたことをパートナーに知ってもらうためです。
パートナーは、あなたが離婚回避したいのだから親だって離婚を望んでいないことは分かっています。
そこをぐっとこらえて、浮気した息子を叱った事実を伝える。
そして、息子の嫁が離婚という選択をしたことは正しかったと認めてあげるのです。
他人の親、そして年配者から丁寧な謝罪をされ、自分を肯定されることは人の心を開かせるのにとても効果があります。
一回目の離婚調停後に送る手紙のポイント
- あなたがいないと困ると書かない
- 自分の希望や願望を書かない
- できるだけたくさんの感謝の言葉を書く
ここで書く内容は以下の3つです。
- 離婚調停お疲れ様でした
- パートナーへの感謝に気づいたこと
- 生活を支えたいこと
パートナーは、あなたと一緒にいるのが耐えられなくなって離婚調停をしています。
“あなたがいなくなってから掃除や洗濯が大変になった”
“食事を作ってくれる人がいなくなって困っている”
などと絶対に書いてはいけません。
あなたがいないと困る=自分にとって便利で都合のいい人だからいてくれなきゃ困るです。
パートナーからすると、この言葉は重荷でしかありません。

この人とやり直しても苦労するだけだわ・・・
こう捉えられかねません。
そして、”離婚調停を取り下げてほしい”や”早く戻ってきてほしい”なども絶対に書いてはいけません。
あなたと一緒にいるのは無理と思っている人に、このような言葉を伝えるのは逆効果です。
パートナーが本当に知りたいのは、どれだけ自分のことを大事に思ってくれているか。
あなたの希望や願望はどうでもいいのです。
それを伝えるために、感謝の言葉をたくさん述べてください。
特別なことでなくてもいい。
パートナーがこれまでやってきてくれていた当たり前のことに感謝することが大切です。
二回目の離婚調停が始まる前に送る手紙のポイント
- パートナーの生活を支えたいと強くアピールする
※ただし、前回の手紙に反応がない場合はパートナーの怒りが収まっていない可能性か高いので控える
この時に書く内容は、パートナーの生活を支えたいことの強いアピールです。
パートナーに経済力がないからというのではなく、あなたが一生懸命働いて家族を幸せにしたいと伝えます。
ですが、これは前回の手紙でパートナーから反応があった場合だけにしてください。
反応がないということは、パートナーの怒りが収まっていない可能性があります。
怒りが収まっていないのに、生活を支えたいことを強調してしまうと逆に怒らせてしまいます。
パートナーは馬鹿にされたと思うでしょう。
生活を支えたいと強くアピールするタイミングを見極めるのはとても重要です。
前回の手紙に反応がない場合は、同じようにとにかく感謝の気持ちを思いつくだけたくさん書きましょう。
私のサイトでは、メール相談と手紙の添削を行っています。
パートナーへ手紙を書きたいけれど、どのように書けばよいか分からない・・・
そんなあなたへ、ゆりが女性目線でアドバイスします。
パートナーへの手紙に不安がある方は、ぜひご利用してみてくださいね。
離婚調停で手紙にあなたの気持ちを込めて妻へ届けよう
今回のまとめは、次の通りです。
- 手紙は、心がこもり特別感があるので気持ちが伝わりやすい
- 親に謝罪の手紙を書いてもらうことで、あなたが親に叱られたことが伝わりパートナーの怒りが鎮まる
- パートナーに手紙を送るタイミング
- 一回目の離婚調停が始まる前
- 一回目の離婚調停が終わった後
- 二回目の離婚調停が始まる前
- 離婚調停を取り下げてもらい復縁する手紙テクニック
- 必ず手書きする
- 親からの謝罪の手紙⇒『離婚を回避してほしいと書かない』『息子を叱った事実を書く』『離婚という選択を肯定する』
- 一回目の離婚調停後の手紙⇒『あなたがいないと困ると書かない』『自分の希望や願望を書かない』『感謝の気持ちをたくさん書く』
- 二回目の離婚調停が始まる前の手紙⇒パートナーの生活を支えたいことを強くアピールする※パートナーの怒りが収まっていない場合は書かない
ちょっと古臭くて、なんか照れくさい。
でも、パートナーのためにペンを持って机に向かってみる。
普段はパートナーへ書くことはない手紙に、あなたの気持ちを込めてみませんか?
最後に、私からあなたへ伝えておきたいことがあります。
あなたが謝罪する理由は、パートナーに浮気を許してもらいたいからですか?
そんなの当たり前だろうと思うかもしれませんが、違います。
それは自分本位な謝罪で、パートナーは簡単に見破ってしまうでしょう。
- 浮気をしたことを本当に申し訳ないと思っている
- パートナーともう一度、良い関係を続けていきたい
この気持ちを持つことが大切です。
人に許してもらいたい時、あなたの都合は関係ありません。
相手がどうしたいのか?どう感じているのか?
謝ったんだから、許してくれではありません。
許すかどうかを決めるのはパートナーの気持ち次第です。
手紙を書く時は、自分本位の謝罪になっていないか?を常に意識してみて下さい。
それが相手を思いやる気持ちになり、夫婦関係の修復に繋がります。
次回は、離婚調停の体験談をお伝えします。
離婚調停で離婚を回避できる人は少ないのが現実ですが、復縁に成功している人もいるのです。
成功や失敗事例から学べることはたくさんあります。
ぜひ、目を通しておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
追伸
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