離婚調停を申し立てられたら?浮気夫が離婚回避のためにやるべきこと

 

こんにちは、ゆりです。

離婚調停を申し立てられたらどうすればよいのでしょうか?

パートナーとの話し合いで揉めて離婚調停をされてしまい動揺している人もいるでしょう。

離婚調停は、本人同士で顔を合わせることはなく、調停委員を通して行われる”話し合い”です。

何も知らずに離婚調停を行えば、ますますパートナーの心が離れてしまう可能性もあります。

「離婚調停でパートナーの心を開きたい」

「離婚調停で離婚を回避し、パートナーともう一度人生を歩んで行きたい!」

そのためには、事前に準備しておくことが大事です。

 

この記事を読めば、あなたは次のようなことがわかります。

  • 離婚調停を申し立てられたらすること
  • 離婚調停を欠席するとどうなるのか?
  • 離婚調停を申し立てられたら弁護士をつけた方がよいのか?
  • 離婚調停で離婚を回避するためにやるべきこと

 

離婚調停を申し立てられたらすること

結論から言うと、離婚調停を申し立てられた側がすることはこの2つです。

離婚調停を申し立てられたらすること
  1. 指定された期日までに必要書類を記入して家庭裁判所に提出する
  2. 指定された期日に家庭裁判所へ行き、離婚調停に出席する

まずは、裁判所から届いた書類を確認してみましょう。

  • 調停期日通知書
  • 離婚調停申立書の写し
  • 答弁書
  • 進行に関する照会回答書
  • 事情説明書
  • 子についての事情説明書※子どもがいる場合
  • 連絡先等の届出書

他にも書類が入っている場合もありますが、おもにこの7つになります。

そして、記入して裁判所に提出しなければならない書類もありますのでチェックしておきましょう。

離婚調停を申し立てられたときに届く書類

調停期日通知書
事件番号第1回目の離婚調停が行われる日が記載されています。
あなたは指定された日に家庭裁判所へ出頭しなければなりません。
呼び出し状と言われることもあります。
引用:裁判所HP
離婚調停申立書の写し
パートナーが記入した申立書の写しがあなたにも届きます。
離婚調停でどのような話し合いを求めているのかを知ることができます。

引用:裁判所HP

ここからお伝えするものは家庭裁判所に提出する書類になります。

★答弁書
答弁書は、離婚の申し立てに対しあなたの考えを述べる書類です。
回答書や意見書となっている場合もあります。

引用:裁判所HP

★進行に関する照会回答書
離婚調停の進め方についてのあなたの意見を書く書類です。

引用:裁判所HP(以下同じ)

★事情説明書
あなたやパートナーについてのことを書く書類です。

★子に関する事情説明書
子どもについてのことを書く書類です。

★連絡先等の申告書
家庭裁判所からあなたへの連絡方法を書く書類です。

書類の提出は義務ではありません。

ですが、提出がないとあなたがどういうふうに考えているのかわからず、家庭裁判所の関係者に悪い印象を与えてしまいます。

離婚を回避したいのであれば、返信すべき書類は必ず出すようにしましょう。

また、提出する際は自分の分もコピーを取って控えを持っておいてください。

離婚調停中に記載した内容について説明を求められることがあるからです。

離婚調停を欠席するとどうなるのか?

離婚調停を欠席するとどうなってしまうのでしょうか?

先に結論を言うと、一度欠席しただけで不利になってしまうことはほとんどありません。

問題は、無断で欠席し続けた場合です。

離婚調停を無断で欠席し続けると……
  • 裁判官や調停委員からの印象が悪くなる
  • パートナーをさらに怒らせてしまう
  • 離婚裁判に移行する可能性が高くなる

突然、離婚調停を申し立てられた側からすると、

「勝手に調停をされて、納得がいかない」

「離婚する気はないから、調停には行きたくない」

「離婚調停で何をするのか分からなくて不安だ

「仕事が忙しいのに」

など、いろいろな思いがあるでしょう。

離婚調停を無断欠席することはあなたにとって不利益になる

ですが、離婚調停を無断欠席することは、あなたにとって不利益にしかなりません。

    裁判官や調停委員のあなたに対する印象が悪くなってしまいます

    “人生において大事な話し合いにも参加しない自分勝手でルールも守れない人”と思われてしまうでしょう。

    それに、ちゃんと向き合おうとしないあなたの態度が、パートナーの怒りにさらに火を注いでしまうことにもなりかねません。

    また、離婚調停を無断欠席し続けると不成立として終了し、離婚裁判へ移行する可能性が高くなってしまいます

    そうなってしまえば、離婚回避はほぼ不可能。

    さらに、調停を無視し続けて不成立になったという事実が証拠として残ってしまいます。

    このように、離婚調停を無断欠席することは事実上と法律上で不利益をもたらします。

    離婚を回避したいのであれば、できる限り離婚調停には出席しましょう。

    離婚調停が不成立になるとどうなるのか詳しく知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください。

    離婚調停の期間や流れは?浮気夫が知っておくべき不成立のその後

    離婚調停にどうしても出席できない場合の対処法

    では、離婚調停にどうしても出席できない場合はどうしたらよいのでしょうか?

    人生における大事な話し合いですので、できる限だけ出席した方がよいのですが、

    第1回目の離婚調停の期日は、あなたの都合を考慮されずに決められます。

    家庭裁判所は平日の10時から17時までしか空いていないので、平日に働いている方は仕事を休まなければなりません。

    どうしても出席できない場合は、早急に裁判所に電話で連絡し事情を説明すれば、日程を変更してもらうことができます。

    普通の人は裁判所に電話することなんてないので緊張すると思いますが、ちゃんと対応してもらえるので安心してください。

    電話をかける際には、手元に調停期日通知書(呼出状)を置いておき、事件番号を伝えるとスムーズです。

    また、その場で日程が調整される場合もあるのでスケジュールが分かるものも用意しておくとよいでしょう。

    体調不良や急用で出席できなくなった場合も、必ず裁判所に連絡を入れましょう。

    ちゃんと連絡をすれば、1回の欠席で不利になってしまうことはほとんどありません。

    離婚調停を申し立てられたら弁護士をつけた方がいいのか?

    離婚調停を申し立てられたら、弁護士をつけた方がいいのか?も悩みどころですよね。

    結論
    • パートナーが弁護士をつけている場合は、法律の面で不利になってしまうのでつけた方がよい
    • 離婚回避において弁護士をつければ有利になるわけではない

    離婚調停で弁護士をつける割合

    離婚調停では、どのくらいの割合で弁護士をつけているのでしょうか?

    こちらの資料を見るとわかりますが、最近は調停でも双方で弁護士をつける割合が増えてきています。

    引用:弁護士白書2019年度版

    夫婦関係調整調停には、離婚調停だけでなく夫婦関係の修復が目的の円満調停も含まれます。

    上のグラフを見ると、2004年には弁護士をつける人は2割程度でしたが、2018年には約半数に増えていますね。

    弁護士を雇う人が増えてきた理由は、弁護士の数や無料相談を行う所が増えてきたことも関係しています。

    私は、離婚回避のメール相談をしていますが、その相談者の中でも離婚調停で双方が弁護士をつけている人がほとんどでした。

    離婚調停だけではなく、その前の段階の離婚協議で弁護士をつける人もいます。

    私も協議離婚でしたが、弁護士を雇いましたし元夫もつけていました。

    私が依頼した弁護士の方は、とても親身に相談に乗ってくださいました。

    離婚したい側だったのもあり、結果的に私は弁護士をつけてよかったと思っています。

    パートナーが弁護士をつけている場合はつけた方がよい

    申立人(パートナー)が弁護士をつけている場合は、こちらも弁護士をつけた方がよいでしょう。

    実は、離婚調停は弁護士なしでもできます。

    本来、調停とは一般の人が負担のかかる裁判を起こさなくてもよいように、話し合いの場として家庭裁判所を利用できるようにしたものです。

    ですが、パートナーに弁護士がついている場合、素人のあなただけではどうしても法律面で不利になってしまいます。

    離婚調停は弁護士を雇わなくてもできると言えど、実際は弁護士がいる方がスムーズに行く場合が多いようです。

    相談者の中には、費用の面で弁護士を雇えず大変な思いをしている方もいらっしゃいました。

    弁護士に任せておけば離婚回避できるわけではない

    ですが、弁護士に任せておけば離婚が回避できるわけではありません。

    弁護士にとって、あなたは数多く抱える案件のひとつに過ぎません。

    なるべく早く解決したいと思うのが弁護士の本音です。

    そして、離婚するよりも離婚を回避する方が圧倒的に難しいのです。

    あなたが本気で離婚を回避して夫婦関係を修復したいという意思を伝えなければ、離婚に持っていかれてしまうこともあります。

    離婚を回避したいと思って弁護士を雇ったのに離婚になってしまった、ということは避けたいですよね。

    私は決して、弁護士をつけることを否定しているわけではありません。

    ですが、弁護士は法律の専門家であり、夫婦関係修復の専門家ではないのです。

    私が離婚した時の話がいい例です。

    元夫の弁護士は淡々としておりビジネスライクな印象でした。

    離婚を回避したかった元夫が、話し合い中で突然「別れたくない」と叫んだのですが、哀れなことにその願いも叶わず離婚になってしまいました。

    元夫は、最後まで私の気持ちをわかっていなかったのです。

    弁護士に任せっきりで自分を変えようとせず、行動しなかった

    それが離婚を回避できなかった最大の問題でした。

    その時のことは、こちらに書いてありますので気になる方は読んでみてください。

    ゆりの体験談 離婚のきっかけ 第五章

    離婚調停で離婚を回避するためにすること

    では、離婚調停で離婚を回避するためには何をすればよいのでしょうか?

    離婚調停で離婚を回避するためにすること
    • パートナーが怒っている本当の理由を理解する
    • 離婚調停の対処法を知る

    では、順番に見ていきましょう。

    パートナーが怒っている本当の理由を理解する

    申立てから第1回目の離婚調停が行われるまでは約1~2か月かかります。

    その間に、自分の考えや今後の計画をしっかりまとめておきましょう。

    離婚調停は、あくまでも”話し合い”です。

    自分が離婚しないと主張し続ければ、離婚になることはありません。

    ただ離婚を回避したいならば、それでもよいでしょう。

    でも、あなたはパートナーと夫婦関係を修復して一緒にやり直したいと思っているはずです。

    「浮気はもうしないとこんなに謝っているのに……」

    何度謝っても許してくれないパートナーに、あなたはこう思うかもしれません。

    でも、ごめんで済むなら警察はいりませんよね。

    あなたは、パートナーが離婚したい理由を勘違いしていませんか?

    自分が離婚したくないという気持ちは、とりあえず置きましょう。

    まずは、妻が怒っている本当の理由を理解しなければ、間違った対処をしてしまいます。

    離婚調停の対処法を知る

    離婚調停で離婚を回避するには、離婚調停の対処法を知ることが重要です。

    何の準備もないまま離婚調停に出席しても、いいように進められ何もできずに離婚が成立してしまいます。

    離婚調停の鍵を握るのは調停委員と呼ばれる人たちです。

    離婚調停は、調停委員を通して話し合いが行われるので、直接パートナーへ自分の気持ちを話すことはできません。

    ですので、パートナーとあなたの間に入る調停委員に、いかに自分の気持ちを伝えてもらうかが重要になってきます。

    そのためには、調停委員に共感してもらい、味方になってもらうことも大事なポイントです。

    他にも、離婚調停中にパートナーへ手紙を送ることも有効です。

    離婚調停の対処法は、これからお伝えしていきますので離婚調停のカテゴリーを順番に読み進めていくことをおすすめします。

    離婚調停を申し立てられたら離婚回避のために動き出そう

    今回のまとめは、次の通りです。

    • 離婚調停の申立書が届いたら、必要書類を提出し指定された期日に離婚調停に出席する
    • 離婚調停を無断欠席し続けることは、あなたにとって不利益になる
    • パートナーが弁護士をつけている場合は、こちらも弁護士をつけた方がよい
    • パートナーが怒っている本当の理由を理解する
    • 離婚調停の対処法を知る

      あなたは結婚した当初を覚えていますか?

      いつしか、2人で過ごすことが当たり前になり、新鮮な気持ちになれなくなっていたのだと思います。

      そんな中で、あなたが犯してしまった浮気という過ち。

      そして気づけば、離婚調停を申し立てられしまった現実

       

      本当に離婚が回避できるのだろうか・・・?

      絶対に離婚したくない。

      もう一度やり直して、幸せだったあの頃に戻りたい。

       

      あなたは、後悔と不安で押しつぶされそうになっていることでしょう。

      でも、諦めてはいけません。

      離婚を回避するためには、離婚を回避する確率を上げる方法を知ることが重要です。

       

      離婚調停を申し立てられてしまった崖っぷちのあなたは、こちらを読んでおくことをおすすめします。

      女性が書いた男性のための離婚回避マニュアル~妻と絶対に離婚したくないあなたへ~

       

      今回の記事では離婚調停を申し立てられたらどうすればよいのか?をお伝えしました。

      次回は、離婚調停で離婚を回避したい場合の弁護士の必要性についてお伝えします。

       

      この記事では、以下のようなことがわかります。

      • 弁護士を雇う場合にかかる費用相場
      • 離婚調停で弁護士がしてくれること
      • 弁護士を雇わない場合はどうすればよいか?

       

      一度、目を通しておきましょう。

      離婚調停で復縁したい浮気夫は弁護士なしで大丈夫?気になる費用相場

       

      最後まで読んでいただきありがとうございます。

       

       

      追伸

      ひとつ大切なお知らせです。

       

      無料のメールマガジンをお届けします。

       

      ゆりのメールマガジン「新しい未来のための処方箋」

      今のあなたに必ず必要な情報を21日間毎日お届けして、新しい未来へ進むお手伝いをいたします。

      このサイトでは書けなかった特別なこと

      例えば夫婦の性生活や女性だけの内緒話などもお伝えしていきます。

      きっと、あなたのこれからの人生に、ひとすじの光をプレゼント出来ると思います。

       

      もちろん無料ですし、いつでも解約できます。

      いまなら他では絶対に手に入らない5つの特典もご用意しています。

      詳しくはこちらからどうぞ。

       

      サンプル