こんにちは。ゆりです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
愛するパートナーから突然突き付けられた離婚届。
前回は、困惑するあなたは誰に相談すべきなのかをお伝え致ました。
離婚回避したいなら誰に相談する?あなたを助けてくれるのは意外な人
今回は離婚回避と心理学です。
きっとあなたは、離婚回避と心理学なんていったいなんの関係があるのか?と思っていることでしょう。
では、突然ですがお尋ねします。
「あなたは仮面を被って生きている」
そう言われたらどう思いますか?
「はあ?二重人格かよ」
「いや、自分は裏表ないし」
などと反感を抱くことと思います。
果たして本当にそうでしょうか。
いまこれを読んでいるあなたと、パートナーの前にいるあなたは、同じ「あなた」ですか?
そして、離婚を突き付けられる前のあなたと今のあなたは、同じ「あなた」ですか?
自分はずっと変わってないつもりでも、実はあなたにはたくさんの顔があり、それが離婚の一因にもなっているのです。
人の心に触れ自分の心に触れるのが心理学です。
今回はその心理学の側面から、あなたの離婚回避について一緒に考えてみましょう。
この記事を読んで頂ければ、あなたは以下のことが分かります。
- 誰もがたくさん持っているという仮面とは?
- 離婚の原因の影には仮面の問題が潜んでいる
- あなたの仮面が嫌われてしまった理由とは?
- 仮面を変えれば離婚回避の奇跡は起こる
【心理学的考察】「仮面」とはいったい何?
心理学でいうところの仮面とは、ユングが提唱した考え方です。
仮面はギリシャ語の「ペルソナ」を訳したもので、古代ローマの古典劇において、演者が身に着けていた仮面から来ています。
一般に仮面と言うと「仮面夫婦」のように、実際は違うのに外側の体裁を偽ったさまを表しますが、それとはまったく異なります。
仮面とは個々のパーソナリティー
私たちは誰もが日常生活の中で「仮面」をつけて暮らしていて、その「仮面の役割」を演じている、というのがユングの考え方です。
社会生活に適応するための表向きの顔、とも言えます。
仮面は決してマイナスのものではありません。
それどころか、社会生活を行う上で、なくてはならないものです。
人の『性格』とは、イコール『キャラクター』ですから、その人個人の特性で変わらないものです。
たとえば私の性格は、看護師ということもあり責任感が強く真面目、情にもろくて何かを頼まれると断れないタイプです。
そしてこの性格のために離婚を決意するのに時間がかかったと、自分でもわかっています。
一方、『人格』とは、イコール『パーソナリティー』で、場面によって変化します。
人はみな、ある程度その場その場に合わせたパーソナリティーを持っているものです。
このパーソナリティーこそが「ペルソナ」つまり「仮面」と表現されます。
誰もが持つたくさんの仮面
人は誰もが無意識にたくさんの仮面を被って生きています。
例えば、私の被っている仮面はこうなります。
- 仕事中:看護師としての仮面
- 子どもたちの前:母としての仮面
- 元夫の前:妻としての仮面
- 親の前:娘としての仮面
家で子どもの世話をしている時の自分は母の顔しかありませんが、保育園に連れて行って仕事場に着いて白衣を着たら、自然に看護師としての仮面を被ります。
夕方仕事を終えて白衣を脱いだら、もう私は母の顔の仮面となっています。
それらはなんの意識もせず、ごく普通に行われています。
つまり私たちは、無意識に、地位や役割・場面に合わせて態度や行動を変えています。
これが仮面の付け替えです。
わかりやすい例では、いつも頭が上がらないクライアントの人に居酒屋でばったり会ったら、全然違う人みたいだった…というのも仮面の違いです。
また、あなたの周りにもこんな人がいませんでしたか?
上司の前では、テキパキと仕事のデキる部下の仮面を
同僚の前では、適当に仕事の手を抜く要領のいい仮面を
女性の前では優しくて気が利くモテ男の仮面を
自在に付け替えていた人が。
彼にとってはごく普通のことで、特別に意識なんてしていないことでしょう。
芸能人なども、あえて本当の自分と違うペルソナを完璧に被ることによって心の均整を取っている、とも言えます。
ではその仮面は、人の成長の中でどのように育っていくのでしょうか?
【心理学的考察】仮面はどうやって形成されていく?
先ほどお伝えしたように、仮面は性格と違って生まれ持ってのものではありません。
人の成長過程によって形成されていくものです。
例えば、子どもは叱られたり褒められたりする中で人格を形成しつつ、その場に応じた仮面を被ることを学んでいきます。
ですから誰にも習わなくても、友達の前・学校の先生の前・親の前とでは、自然と態度や言葉遣いが変わるのです。
こうして、適切な場で適切な仮面を被ることで、自然に不適切な仮面は排除されていきます。
例えるなら、その場のTPOに合わせた仮面を自然と選択できるようになる。
これが人としてのひとつの成長です。
しかし、時にその仮面がうまく適合しなくなることがあり、またそれが離婚の原因になることがあるのです。
【心理学的考察】離婚の陰に潜む仮面が生み出す問題
今、あなたが直面している離婚という問題。その陰には仮面が生み出す問題が潜んでいます。
時には仮面をうまくコントロール出来ないことがあるのです。
離婚問題の原因で言えば、このようなケースがあります。
会社で権力を発揮している夫が、家に帰ってもその仮面を外せなくて、妻にも子どもたちにも高圧的な態度であたる。
会社で抑圧されて従順な仮面を被っている夫が、家に帰ると内面と仮面のバランスが取れず家族に暴力をふるう。
いわゆる「モラハラ」あるいは「DV」はこのような仮面のアンバランスで起こることが多いのです。
また、性格(パーソナリティー)と仮面が大きくずれてしまうために問題行動を起こしてしまう人もいます。
私の元夫がそういうタイプでした。
彼は優しくおおらかで、それは生来の彼の性格(キャラクター)でした。
しかし彼がその性格の上に被る仮面は、その場その場でころころと大きく変わり、それによって本人も無意識のうちに都合のいい嘘を繰り返していました。
その中のひとつが「浮気」でした。
彼は浮気をしている自分をひとかけらも悪いと思わずに、その場に応じた適当な嘘で私をだまし続けていました。
私に浮気がバレた後も、さらに新たな仮面を被り、事実をなかったことにしようとしました。
私が彼を許せなかったのは、浮気をしたという事実ではなく、彼のこの仮面です。
詳しくはこちらをお読みください。
そしてあなたがパートナーから離婚を突き付けられた理由も、まさに
あなたの仮面が嫌われてしまったからなのです。
では、なぜ嫌われたか?理由はひとつです。
あなたがパートナーを大切にしなかったからです。
【心理学的考察】嫌われた仮面を変えて離婚回避に成功した実例
「仮面が嫌われる」とか「仮面を変える」ということがまだピンとこない方もいらっしゃると思いますので、ここでひとつ実例をご紹介しましょう。
パートナーが一人目を妊娠している時から、浮気を繰り返していたA氏。妻にはバレていないと思っていたが、浮気相手が家に電話をしてきてすべて発覚。家から閉め出されて離婚届を突き付けられてしまう。結果、子どもが生まれた時も知らせてもらえなかった。我が子の誕生も知ることが出来なかったA氏は、初めて自分の犯した過ちの大きさに気付き、恥もプライドも捨てて両家の親に仲介に入ってもらい、パートナーに心から謝り続け、無事に復縁した。その後パートナーは二人目をお腹に授かった。
A氏は私の元夫同様に浮気を繰り返していて、その「仮面が嫌われ」て離婚の危機に。
そして我が子の誕生に会えないという大きなショックを受けたことで心から反省し、今の「仮面を変えて」かつての自分を取り戻し、離婚回避に成功したのです。
つまり仮面を変える方法は簡単なのです。
あなたが心から反省し、かつてパートナーを大切に慈しんでいた頃の自分に戻ればいいのです。
あなたの仮面を変えれば離婚回避の奇跡は起こる
離婚回避のためには、あなたの嫌われてしまった仮面を変えて、かつての自分を取り戻せばいいのです。
先ほどもお伝えしたように、人は成長の過程の中で仮面を被ることを覚えます。
愛することで愛されることに必要な仮面を
愛されることで愛するために必要な仮面を
あなたも確実に覚えてきたはずです。
あなたとパートナーは愛し合い、「恋人の仮面」を被り過ごす日々から、やがて自然に家族としての「夫婦の仮面」に変わったことでしょう。
彼女の「妻の仮面」は美しく、あなたに恋人時代とは違う安らぎをくれましたよね。
それなのに、あなたは浮気をしてしまいました。
その時の自分の仮面を思い出してみましょう。
浮気相手の前でのあなたと、パートナーの前でのあなたは同じですか?
違いますよね。
違うからこそ、あなたは二つのことを同時に楽しめていたのですから。
そして今やっとパートナーの仮面の美しさに気付いたあなたは、彼女を失うことを恐れています。
パートナーも、恋人時代からのあなたの仮面を愛し、「夫の仮面」も変わらずに愛してきたはずです。
それなのに離婚を切り出さざるを得なかった彼女は、今きっとあなた以上に傷つき苦しんでいるはずです。
あなたは仮面の付け方もわからない子どもではありません。
たくさんの経験を積んで多くの仮面を操ることの出来る大人です。
過去を心から反省し、かつてパートナーを愛していた頃の自分を取り戻せば、きっと離婚回避の奇跡は起こります。
そしてせっかくあなたが大きく変わっても、それがパートナーに伝わらなければなんの意味がありません。
正しい伝え方、想いの届け方に関しては、今後詳しくお伝えしていきます。
離婚回避のためにあなたの仮面を妻に愛してもらう方法
今回はこのようなことをお伝えしました。
- 人は誰でも社会生活に適応するための仮面を被って生活している
- あなたの仮面が嫌われてしまった理由は、あなたがパートナーを大切にしなかったから
- 仮面を変えるには、あなたが心から反省し、かつてパートナーを大切に慈しんでいた頃の自分に戻ればいい
- あなたの仮面が変われば、離婚回避の奇跡は起こる
最後にもうひとつお伝えいたします。
NLPという心理学に、
「フィードバックvs失敗~それが望んだ結末であってもなくても、あらゆる結果と行動は成功である~」
という言葉があります。
これは会社員でもよく使う言葉「PDCA」つまり「Plan(計画)」「Do(行動)」「Check(チェック)」「Action(再度実行)」と同じような意味です。
ものごとの結果に失敗ということはなく、フィードバックを繰り返せば、成功に導かれる、ということです。
フィードバックとは単なる反省ではなく、改善点を考える作業です。
考え、行動し、その結果をチェックし、うまくいかなかったらフィードバックし、また実行するのです。
そしてそれは、あなたが望めば何度でもチャレンジ出来ます。
うまくいかなかったら、また、フィードバックを繰り返せばいいのですから。
あなたは確かに過ちを犯し、パートナーに離婚を切り出されました。
それはいまさら後悔しても変えようのない事実です。
過去は変えられませんが未来はあなたの手で変えられます。
何度でも自分でフィードバックを繰り返して、かつてパートナーに愛されていたあなたの仮面を取り戻してください。
そしてその仮面を、誠意をもって立派に演じきってください。
そうすればきっと、あなたは離婚回避の奇跡を手に入れることが出来ます。
次の章では、心理学からみたパートナーとのコミュニケーションの取り方についてお伝えいたします。
コミュニケーションの意味は受け取る側の反応にあります。
あなたはコミュニケーション取れている「つもり」になっていたかもしれませんが、それが届いていなかったら、何の意味もありません。
そんな事実に気付くことでしょう。
離婚回避のための心理学的考察あなたの言葉は妻に伝わっていない
最後までお読みいただきありがとうございました。
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