こんにちは。ゆりです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
前回は、パートナーの心を開き、離婚回避につなげる話し合いの方法についてお伝えしました。
パートナーが顔を合わせて話し合ってくれるのなら、そのチャンスを逃してはいけません。
彼女の心を開きあなたの決意を告げる最大限の努力をしましょう。
でも、いままさに離婚危機に直面しているあなたは、彼女が口を聞いてくれない、目も合わせてくれない、そんなことも多いことでしょう。
いくら自分に非があるとはいえ、無視されるのは辛いですよね。
だからと言って黙って落ち込んでいても、事態は悪化する一方です。
あなたが出来ることを精一杯がんばるしかありません。
今回は、そんな離婚危機を乗り越えたいあなたが、いますぐ実行できる5つの行動についてお話しします。
大丈夫。離婚回避のチャンスはまだまだありますよ。
この記事を読んでいただくと、あなたには次のようなことがわかります。
- 離婚危機を乗り越えるために、あなたが本当に向き合わないといけないものは何?
- お金では買えない家族の絆を取りもどす行動
- あなたのプライドより大切なものは?
- 離婚回避の方法を教えてくれる意外な人とは?
離婚危機を乗り越える行動その1 浮気という過ちを認め妻と向き合う
離婚危機を乗り越えるために一番大切な行動は、浮気をしたという過ちを認め、パートナーと向き合うことです。
ここで大事なことをお尋ねします。
あなたは自分が浮気したことを、本当に悪いと思っていますか?
心の奥底では、
「なんでバレちゃったんだろう」「バレなきゃ隠し通しせたのに」
そんなことを思っていませんか?
私の元夫は、浮気がバレた時にこんなことを言いました。
「知らなかったら、なかったことと一緒でしょ?」
知らなければなかったこと。バレなければなかったこと。彼は本気でそう思っていました。
あなたも一緒ですよね。だってバレなかったら一生、内緒にするつもりだったわけですから。
また、私の元夫は、自分の浮気のことを『浮体』と称して、平然としていました。
「気持ちは妻であるゆりのところにあって、体だけが他の女のところにいった『浮体』だから大丈夫だよ」
あなたにも身に覚えがあるのではないでしょうか?
ほんの遊びだから。
体だけの関係だから。
愛しているのはパートナーだけだし。
はっきりとお伝えいたしますが、浮気(不貞行為)は民法によって、離婚が認められる事由として定義されています。(民法770条1項1号)
これに当てはまると、妻と夫双方が離婚に同意していなくても離婚が認められるのです。
つまりいくらあなたが遊びでも、浮気が判明した時点で、あなたにはもう離婚されるだけの充分な法的な理由があるのです。
ですから何よりもまず、事実から逃げずに、自分はパートナーに「法に違反するほどのひどいことをしたのだ」ということを受け入れましょう。
そのうえで、パートナーの怒りと向き合うことが何よりも大切です。
離婚危機を乗り越える行動その2 プライベートの時間を家族に捧げる
離婚危機を乗り越えるためには、あなたのプライベートの時間をすべて家族のために捧げましょう。
あなたは、今まで仕事以外の時間をどう過ごしてきましたか?
平日、仕事が終わった後は、遅くまで飲みに行ったり、あるいは浮気相手と遊んだりしていましたよね。
土日はどうですか?
接待という名のゴルフや、あるいは休みの日まで浮気相手と会っていませんでしたか?
その間、あなたの家族はどんな時間を過ごしていたのでしょう。
パートナーは、家事や仕事、子どもの世話に追われて、座る暇もない夜を過ごしていたことでしょう。
朝もあなたより早く起きて、朝食の支度にお弁当作り、洗濯機を回してみんなを起こして。
いったい彼女の睡眠時間は何時間なのか、考えたことはありますか?
子どもたちは、いつもいない父親のことをどう思っていたでしょう。
子育てに協力してくれない父親なんて、存在しないも同然です。
こう言うと、多くの人が「俺は家族を養ってあげてるんだからいいんだ!」と主張します。
それです。
だから、あなたは離婚を言い渡されているのです。
家族の絆はお金ですか?
あなたの取り得はお金ですか?
家族はあなたの部下ですか?
そんなことを本気で思っている父親なんて、いない方がましです。
そもそも、離婚してもあなたから慰謝料や養育費を貰うことが出来るのですから、家族は何も不自由はありません。
家族の絆とは、ともに過ごす時間です。
今日から、仕事が終わったらまっすぐに帰宅しましょう。
いつも立ちっぱなしのパートナーに代わって、家事をやりましょう。
家事が苦手という人がいますが、家事とは生活するために必要不可欠なものです。
苦手とか得意不得意の問題ではなく、やって当たり前のことなのです。
出来ないのは、今までやってこなかったから。
まずは、始めてみましょう。
子どもの世話をするのも当たり前のことです。
だって子どもはあなたたち二人の子どもなのですから。
今までしなかった方がおかしいのです。
パートナーは、あなたに手を出されてもかえって邪魔、そう言うかもしれません。
それでも止めてはいけません。
心理学に、アンダードッグ効果というものがあります。日本語に訳すと「負け犬効果」となります。
いやな言葉に聞こえますが、そんなことはないので安心してください。
弱い人や不利な状況の人が頑張っている様子に対し、同情したり応援したりしたくなる心理
例えば運動会で、ビリでも一生懸命走っている子を見ると応援したくなりますよね。
野球やサッカーを見ていても、大きく点差を付けられても頑張って戦っているチームを見ると、ついそちらを応援したくなるものです。
この時大切なのは、ただ弱いから同情しているのではなく、一生懸命に頑張っているから応援したくなる、という心理です。
あなたがどんなに家事が下手で、パートナーに罵倒されようとも、それでも笑顔でひたむきに頑張る姿を見せれば、必ず、パートナーの心は動きます。
今は家族のために、全ての時間を捧げて頑張ってみましょう。
そして、家にいる時は、愚痴や文句は絶対に封印してくださいね。
家族に対してだけではなく、仕事や社会に対してもです。
マイナスの言葉はマイナスの心を引き出してしまいます。
それでなくても、重く沈んだパートナーの心を余計に刺激してしまいます。
そしてプラスの言葉はプラスの心を引き出してくれます。
言葉は言霊です。
意識して、感謝の言葉、喜びの言葉、幸せの言葉を使うようにしてみましょう。
笑顔の周りには必ず笑顔が集まってきますよ。
離婚回避とお金、父子の関係については、こちらもぜひ参考にしてください。
離婚危機を乗り越える行動その3 自分から家出や別居をしない
離婚を回避して復縁を目指すのならば、安易に家出や別居をしてはいけません。
過去の浮気がバレて、パートナーに責められなじられた…。
辛いですよね。誰だって逃げ出したくなります。
家にいても針のむしろ。ここにいるくらいならしばらく家を出よう…とか。
少し距離を置けばパートナーの怒りも収まって、また元のさやにおさまれるかも…とか。
そう思うのは当たり前です。
または、パートナーの方から「出ていけ!」と怒鳴られることもあるかもしれません。
でも。そこで安易に家を出てはいけません。
あなたがいない間に、間違いなくパートナーは離婚準備を進めます。
同じ家で顔を合わせることが出来たら、あなたにはまだチャンスがあります。
先ほど書いたように、プライベートの時間を全て家族のために使い、変わった自分を見せて、誠意を込めて謝罪すれば、離婚回避のチャンスを得ることが出来ます。
離れてしまったらそんなことも出来ません。
あっという間に、もうあなたの居場所はなくなってしまうことでしょう。
たとえどんなに辛くても、いたたまれない状況にあるとしても、プライベートの時間を家族に捧げ、逃げずに家族と向き合い続けましょう。
逆に、パートナーが家を出ていってしまうこともあると思います。
いわゆる「実家に帰らせていただきます!」というやつですね。
(ちなみに、私はこのパターンでしばらく実家に帰っていました)
この場合は、絶対に実家に押しかけて無理やり連れ戻そうとしてはいけません。ますます彼女に嫌われるだけです。
もちろん、大量の電話やメール、LINEなんて問題外です。
このように彼女の意思で会えなくなってしまった時は、ぜひ直筆の手紙を試してみてください。
こちらで詳しく説明しています。
離婚回避したい!必ず気持ちが伝わる別居中の妻への手紙の書き方
紙とペン。
たったふたつのツールですが、あなたの思いをパートナーに伝える素晴らしい手段となってくれます。
離婚するのは本当に大変なことです。
パートナーもまだ本心では離婚について迷っているはずです。
あなたの、たとえ小さくても誠意ある行動のひとつひとつが、彼女の中で固まった心を解きほぐしてくれます。
出ていってしまったから仕方ない…と何もしないのが一番よくありません。
離婚危機を乗り越える行動その4 プライドを捨てる
離婚危機を乗り越えるためには、あなたのプライドを捨てる覚悟が必要です。
実はこれが今回の記事の中で一番大切なことです。
とはいえ、これが一番難しいという方が多いことでしょう。
男性にとって、社会的にもまた家庭内においても、自分のプライドはとても重要です。
ですから「離婚危機にあるなんて恥ずかしくて絶対誰にも話せない!」そういう方がほとんどではないでしょうか。
しかも原因が自分の浮気ならなおさらです。
こんなことをみんなに知られたらプライドが傷つく…そう思いますよね。
しかし考えてもみてください。
実は、一番プライドが傷ついたのは、パートナーです。
だって自分の知らないところで、夫が他の女性と浮気をしていたわけなんですから。
「バカにされた!」「恥をかかされた!」
そんな思いでいっぱいなのは彼女の方です。
彼女は何も悪いことをしていないのに。
屈辱の感情に支配されている間は、謝罪の言葉なんて受け入れることが出来ません。
では具体的にはどうしたらいいのでしょうか。
あなたの親族にこのことを打ち明けて、離婚回避に協力してもらうのです。
ここで大切なことは、相談ではなく、協力してもらう、ということです。
私は以前に、親族に離婚回避を相談をしてはいけないとお伝えしました。
離婚回避したいなら誰に相談する?あなたを助けてくれるのは意外な人
その理由は「親族にすべてを知られてしまう」「親族は客観的に判断出来ない」の2点でした。
でもそれは「相談」だからです。
今回は相談ではなく全てを話した上で「協力」をお願いするのです。
相談の段階では、人は必ず自分を正当化して話してしまうものです。自分を少しでも優位に見せたいですからね。
そうではなく、自分の過ちを全て話し、プライドを捨てて親族に一緒に謝ってもらうのです。
あなたの浮気による離婚危機を知った親族は、あなたをとても責めることでしょう。
つまりあなたは大恥をかくことになります。
それでいいのです。
パートナーは、自分のプライドを傷つけたあなたが、親族によって大恥をかかされることで、やっと自己肯定をすることが出来るのです。
いわゆる、溜飲が下がる、という心境ですね。
親族には、「自分が全て悪く、パートナーには非はない。過去を心から反省しているので新しい未来のためにどうか協力していただきたい」ということを思いを込めて伝えましょう。
そして親族からもパートナーに謝ってもらうのです。
自分のプライドがズタズタになったパートナーは、「あなたは悪くないよ」という言葉を一番求めているのです。
もしその言葉をあなたの親に言ってもらえたら、どんなに救われることでしょう。
また心理学では、ウインザー効果というものもあります。
直接本人に伝えるよりも、第三者を介して伝えた方が信ぴょう性が増して影響を与えることが出来る、ということ。
例えば、あなたが直接パートナーに「君には本当に申し訳ないことをした」と言うよりも、親族などの第三者が「彼があなたに本当に申し訳ないことをしたと言っていたよ」と伝えた方が、彼女の心に素直に伝わりやすいのです。
本人が言うと言葉の裏に誇張や嘘が混ざってるかもしれませんが、第三者からだとそれが感じられないからです。
このように、まずはあなたのプライドを捨て、恥をかく覚悟をしましょう。
また、親族がいないというような場合は共通の友人でもいいのですが、その場合はさらに多くの友人たちに知れ渡るという可能性がありますから、もっと多くの恥をかく覚悟が必要です。
離婚危機を乗り越える行動その5 過去の成功者に学び真似をする
離婚回避を乗り越えるために一番確実な方法は、過去の離婚回避成功者に学んでそれを真似をすることです。
このことは、先ほどご紹介した記事の中でもお伝えしました。
離婚回避したいなら誰に相談する?あなたを助けてくれるのは意外な人
「真似る(まねる)」は「学ぶ(まなぶ)」に通じます。
離婚回避したいなら、過去に離婚回避に成功した人に学び、真似をすればいいのです。
あなたのパートナーは今とても怒っています。
そして過去の離婚回避成功者のパートナーたちも、その怒りの種類は同じなのです。
彼女たちはみんな浮気そのものではなく、浮気で判明したあなたの性格と、そして自分が傷つけられたことに対して怒っているのです。
ですから、過去の離婚回避に成功した方々の行動から学ぶことが、一番確実なのです。
でも、自分の回りに離婚回避成功者なんてなかなか探せるものではないですよね。
それこそ男性はプライドが高いからそうそう人に話したりはしませんから。
こちらの事例集の中には貴重なたくさんのヒントがあります。
私が長年に渡り受けてきた相談の真実を、ぜひ参考にしてください。
【実例】離婚回避相談と手紙の添削事例からわかる!あなたが今するべきこと
離婚危機を乗り越えるためには今すぐ出来ることからやるべき
今回は次のようなことをお伝えしました。
- 離婚危機を乗り越えるためには、自分の浮気が本当にひどいことだったという事実を認める。
- 家族の絆を取り戻すには、妻の苦労をいたわり、プライベートの時間すべてを家族に捧げる。
- 家出や別居をして現実から逃げない。妻が出ていっても無理やり連れ戻そうとせず、手紙で思いを伝え接触を続ける。
- 一番傷ついているのは妻自身。あなたのプライドは捨てて、親族に協力してもらい、妻のプライドを取り戻す努力をしよう。
- 過去の離婚回避成功者に学ぼう。
自分のプライドを捨てるのはとても辛いことです。
大きな苦痛を伴います。
でも、あなたのパートナーは、もっと傷つき苦しんでいたのです。
パートナーの怒りと悲しみに寄り添うためには、どうか逃げないで彼女の心に寄り添ってください。
今、彼女はあなたを嫌悪していることと思いますが、だからこそ、彼女の心を助けてあげられるのはあなたしかいません。
何度でも言います。
過去と他人は変えられませんが、自分と未来は変えられます。
あなたとあなたの大切な家族に幸せな未来が訪れることを、心から応援しています。
今回は、いますぐやるべきことをお伝えしましたが、次回は逆に「絶対にやってはいけないこと」をお伝え致します。
離婚回避したいなら浮気がバレても冷静に!やってはいけない悪い事例
人は、良かれと思ってやっていることで、逆に相手をひどく傷つけてしまうことがあります。
あなたにはそんな過ちを犯してほしくありません。
ぜひ参考にしてください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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