こんにちは。ゆりです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
前回は、離婚危機にあるあなたが復縁のために今すぐできる行動についてお伝えしました。
- 自分の過去の過ちを認めてパートナーと真摯に向かい合う
- プライベートの時間は家族のために全て捧げる
- 自分から家出や別居をしない
- プライドは捨てて大恥をかく覚悟をする
- 過去の離婚回避成功者に学ぶ
そんなことをお伝えいたしました。
今回はその逆で、あなたが絶対にやってはいけない事例です。
人は無意識に「自分が一番正しい」と思い込んでいるものです。
特に、離婚危機のような切羽詰まった状態の時は、理性を失うこともあるでしょう。
ですから、普段のあなたなら絶対とらないような行動を、無意識のうちに行っている可能性があります。
それが離婚にまっすぐつながってしまう行動だとも気付かずに。
一般に女性というのは、あなたが思っている以上に意志が強く、そして頑固です。
あなたが浮気がバレたうえにさらに許せない行動を重ねたら…
あなたの離婚回避はもう無理です。
そうならないために、パートナーに対して絶対にやってはいけない事例についてお伝えします。
あなたが心から過去を反省し、未来へ向けて努力するのなら、私はあなたの味方です。
この記事を読んでいただくと、あなたには次のことがわかります。
- 行き過ぎた謝罪や放置から生じる妻の心情とは?
- 妻が夫に絶対に言われたくない2大キーワードは、誰もが言いがちなあの言葉
- 無意識にやってしまう自己防衛の危険な行動とは?
- 実は一番やりがちで一番問題ある行為とは?
離婚回避のための悪い例1 妻にすがりついて懇願する
離婚回避のために絶対やってはいけない最初の事例は、パートナーにすがりついて懇願することです。
別居している場合では、こういうケースがあります。
長年の浮気がバレて妻が子ども2人を連れて実家に帰ってしまった。連日電話やLINEをするが出てくれない。それどころか着信拒否されてしまった。実家に押しかけるがもちろん追い返される。やがて封書で離婚届が送られてきた。なんとか離婚回避したい一心で、実家の前で待ち伏せするが近所の人に怪しまれて諦める。追い詰められて、幼稚園の前で子どもを待ち伏せして連れ帰ろうとしたところを通報されてしまった。
これでは立派なストーカーであり、犯罪です。
ここまでいかなくても、離婚回避したい一心で、別れを告げるパートナーにすがりつくのはよくある心理行動ですよね。
そもそも、あなたと距離を置きたいから、パートナーは別居を選んだわけです。
ですからこのように無理やり会って復縁しようとするのは、効果があるわけがありません。
まだ同居している場合でも、パートナーに執拗に離婚回避を懇願したり、または高圧的に暴力で従わせようとしたりするのは論外です。
こういうことをされた時のパートナーの心情はたったひとこと。
「気持ち悪い」です。
焦る気持ちもわかりますが、今一番必要なことは冷静になることです。
パートナーが離婚を決意するまでには、辛い時間の積み重ねがあったのです。
昨日今日のことではありません。
自分の夫が他の女性と浮気していたなんて最大の屈辱ですから、今更いくら謝ってきても簡単に許すことは出来ません。
浮気によって「バカにされた」「プライドが傷ついた」と思っているパートナーは、あなたに自分を肯定してもらいたいのです。
そして妻としての自分に、感謝して欲しいのです。
傷ついているパートナーに「君はなにも悪くない。悪いのは全て自分である。」と心から伝え、彼女の辛い思いに寄り添い、自分が変わる決意をゆっくりと伝えていきましょう。
別居しているパートナーへの思いの伝え方は、ぜひこちらを参考にしてくださいね。
離婚回避したい!必ず気持ちが伝わる別居中の妻への手紙の書き方
復縁につながる話し合いの方法については、こちらをお読みください。
離婚回避のための悪い例2 そのうち収まるだろうと放置する
先ほどの逆パターンです。どうせそのうち怒りも収まるさ…とたかをくくり、パートナーのことも今の状況もそのまま放置しているのも絶対にNGです。
スマホを見られて会社の女の子との浮気がバレてしまった。怒った妻はまったく口を聞いてくれない。でも、もともとほんの遊びだし、そのうち怒りも収まるだろうと、たいして気にしていなかった。妻と家で顔を合わせてあれこれ言われるのが面倒くさかったので、あえて夜遅くに帰るようにしていたら、ある日妻も子どももいなくなっていて、テーブルに離婚届だけが置いてあった。
怒っているパートナーとは顔を合わせたくないし、浮気のことをいろいろ詮索されるのもいやだから、そのうち彼女の気が済むまで放っておこう。
よくあるパターンですよね。
特に浮気がほんの遊びだと思い込んでる方に多いのではないでしょうか。
あなたにとってはほんの遊びのつもりでも、パートナーにとってはプライドを傷つけられ絶対に許せないと思うに値する事件なのです。
それどころか、浮気と放置と二回プライドを傷つけられたパートナーは、怒りが収まるどころか、余計に怒りが増長します。
「自分は夫にとって不要な存在なんだ」…そんな思いでいっぱいです。
ですから、たとえパートナーが家を出ていったとしても、またはあなたが家を追い出されたとしても、連絡を取り続ける努力をしないといけません。
(もちろん、先ほどお伝えしたように、しつこく押しかけたり土下座して懇願したりするのはダメですよ)
心理学にザイオンス効果というものがあります。日本語では「単純接触効果」とも言います。
繰り返し接していると、好感度や印象が高まる、ということ。初めは受け入れられなかったことも、繰り返し接するうちに、脳が肯定的に認識するようになる。
あなたが誠意を持って謝罪し、家族のために変わる決意を伝え続ければ、最初は「どうせ信用出来ない」と思ってあなたを拒絶していたパートナーも、だんだんとあなたの言葉に耳を貸すようになることでしょう。
離婚回避のための悪い例3 子供やお金を離婚回避の理由にする
離婚回避のためには、子どもやお金のことを理由にしてはいけません。
妻が一番下の1歳の子を妊娠している時から、ちょこちょこ浮気をしていた。最近になってバレたけど、どうせ専業主婦の妻には生活力もないし、子どもも小さいし、自分がいないと困るのはわかっているから、適当に謝って放っておいた。家族で一番権力があるのは自分だから。しかしある日帰宅すると、妻の両親も来ていて、全て話させられた結果、離婚を突き付けられた。後悔して謝ったが時すでに遅く離婚成立。毎月、慰謝料と養育費を払い続けている。
「俺と別れたら生活費はどうするんだ」
「自分で稼げないくせに」
「母子家庭なんて子どもの教育によくない」
離婚危機にある夫が、悔し紛れに言いそうな言葉ですが、
これらはパートナーが最も腹が立つ言葉だと覚えておいてください。
お金と子どもを切り札にするのは、夫として以前に、人としてNGです。
お金と離婚
パートナーは離婚を決意した時点で、金銭面が問題になることは、あなたに言われなくても充分にわかっています。
もっと言えば、あなたの収入よりも、あなたと別れる方を選んだのです。
いわゆる仮面夫婦という方々の中には、お金で結びついているがゆえに離婚しない夫婦も、多数存在しますよね。
そういう方々は、離婚よりもお金で得られるものを選んだのです。
多少のことは目をつぶればお金に困らない生活が出来るし…そういう考え方もひとつの選択でしょう。
でもあなたのパートナーは、お金ではなく離婚を選びました。
つまりは、どんなに金銭面で不自由があってもあなたとは生活したくない、という選択です。
それなのに「俺がいないとお金に困るだろう」などとパートナーに言っても、余計に彼女の怒りが増すばかりです。
そもそも、さきほどの事例のように、離婚してもあなたには「慰謝料」「養育費」という義務が必ずついてきます。
ですから、離婚後もパートナーはあなたから法的にお金が貰えますので、さして困ることはないということも、覚えておいてください。
慰謝料と養育費に関してはぜひこちらを参考にしてください。
浮気に対する慰謝料の意味とは?請求される前に知っておくべきこと
子どもと離婚
パートナーが離婚を考えた時、一番心配で一番悩むのは子どものことです。
そんなことは誰かに言われなくても、彼女自身が一番深く考えています。
私も元夫と離婚を考えた時に、一番悩んだのは子どものことでした。
私一人が我慢すれば、子どもたちから父親を奪わないで済む…真剣にそう考えていました。
私は(そして世の中の母親すべてが)女性である前に母親なのです。
そんな時にあなたから、「子どもから父親を奪うのか!」などと言われてもパートナーの心が余計に頑なになるのは、もうわかりますよね。
離婚回避のための悪い例4 妻の悪口を言い自分を正当化する
離婚回避したいからと、パートナーの悪口を言いいふらして自分を正当化するのは絶対にやめてください。
そんなことするわけない…そう思うかもしれませんが、果たしてそうでしょうか。
浮気がバレて離婚危機になり、しかもそれが自分の親に知られてしまった。この年になって怒られるのもみっともないしバツが悪い。そもそも浮気したのは、妻が子育てに忙しくて自分をほっといたせい。彼女がいかに妻としての資質に欠けていたかを親に語って聞かせ、自分が悪くないことを説明した。しかしかえって呆れられ、母親には「情けない」と泣かれてしまった。その後両家の話に発展し、離婚が成立してしまった。
人は自分が一番かわいいものです。
何か失敗した時にとっさに「自分は悪くない」と自己防衛に走るのも仕方のないことです。
例えば、チームを組んでやっている仕事でうまく契約が取れなかったとき。
あなただけが上司に叱責されたら、つい言いたくなりますね。
「自分のせいではなく、○○が目標通りにやれなかったからだ」
仕事帰りの飲み会で同僚に彼の悪口を言って、自分がいかに悪くなかったかを語りたくなることでしょう。
離婚危機の場面でもよくある話なのです。
浮気が原因で離婚を言い渡されているのに、つい自分を正当化したくて
「妻が俺に優しくしてくれなかったからだ」
「子どもばかりにかまけてて俺のことを放っておくから」
「セックスレスのせいだから」
などと、周りの人に自己弁護の説明をする人は多いのです。
(ちなみに、私の元夫はこの3つすべてを自分の母親に語っていました。)
パートナーにはなんの責任もありません。
悪いのは原因を作ったあなただけです。
彼女が、あなたにこんなことを言われていると知ったら、離婚回避どころか、もうその日に離婚は決定することでしょう。
もしパートナーに対して本当に不満があるのなら、今回の浮気のことを謝罪して許してもらった後に、誠意を込めて二人できちんと話し合いましょう。
離婚回避のための悪い例5 逆ギレする
離婚原因を作ったのは自分なのに、逆ギレしてパートナーを責める人もたくさんいます。
先ほどの「自分のことを正当化する」と似ていますが、こちらはもっとたちが悪い行動です。
スマホを見て浮気を疑ったパートナーに、調査機関を使って証拠写真を撮られてしまった。まずスマホを見たことに「そんなに俺のことが信用できなかったのか?」と逆ギレ。さらに、調査機関を使ったことに「俺の稼いだ金で勝手にそんなことをするな!」と逆ギレ。暴力も振るわれそうになり、恐怖を感じたパートナーは実家に避難。弁護士を通さないと家族と連絡が取れなくなった。
この事例では暴力は振るわれていませんが、実際は「逆ギレ」は暴力を伴うことがほとんどです。
そうなると、浮気という現実に「DV」が加わり、重大な離婚事由が2つになります。
もう離婚を逃れる道はどこにも残っていません。
今までご紹介した5つの中でこの逆ギレが一番の問題行動ですが、現実には一番やりがちな行動でもあります。
そしてまた、当の本人は、自身の行動の何が悪いのかまったく気付いていないケースも多々あります。
この心理が多くのモラハラやDVを招いています。
離婚危機を乗り越えたければピンチをチャンスに変えよう
今回は、次のようなことをお伝えしました。
- 行き過ぎた謝罪や何もせず放置するのは、妻のプライドを余計に傷つけてしまう
- 絶対に、お金や子どもを離婚回避の言い訳にしてはいけない
- 妻の悪口を言って、自分のことを正当化しない
- 逆ギレは離婚決定の最低な行為
人は焦ったり追いつめられると、普段の自分からは想像も出来ないようなことをやってしまうものです。
だからこそ、離婚危機という人生の重大な局面においては、いつも以上に冷静に行動しなければなりません。
NLPという心理学に、「リフレーミング」という考え方があります。
私たちはみんな、すべてのものを自分のフィルターを通して見ています。このものごとを見る視点のことを「フレーム」といいます。
このフレームを掛け直すこと、つまり別の視点で見ることを「リフレーミング」と言います。
ものごとの見方や考え方を変えるだけで、同じものでも違う風に見えてくる、ということです。
今回あなたは、離婚危機というピンチに接してとても苦しみ悩み、そして自分自身と向かい合ったことと思います。
そして何より、パートナーへの愛にも改めて気付いたことと思います。
こんなことがなければ、生涯自覚しなかったのではないでしょうか。
あなたの浮気という過去の過ちは決して許されるものではありませんが、でもそこから生じた様々な気付きが、新しいあなたへと導いてくれたのだと思います。
ピンチをチャンスへ。
あなたが変われば、変わる努力をすれば、きっと離婚回避の奇跡は起こります。
次回は、今までお伝えしてきた離婚回避についてのまとめをお伝えいたします。
たくさんのことをお伝えしてきましたが、少しはあなたのお役に立てたでしょうか?
あなたの新しい未来のために、次回も一緒に考えていきましょう。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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