こんにちは。ゆりです。
いつもお読みいただきありがとうございます。
ここまでは、パートナーがどんな思いであなたに離婚を突きつけたのか、離婚という考えに至るまでにどんなこと考えてきていたのかについてお話してきました。
前回は、パートナーは子どもの引っ越しについての悩みを一人で抱えているという話もしましたね。
今回は、離婚に向かって一気に進んでいってしまいそうなパートナーに対して、実際にあなたが起こすべき行動、そして起こさない方がいい行動についてお話していきます。
離婚を考えているパートナーの心は繊細です。
結婚を決めた時は、2人で前向きな楽しい気持ちで決められましたが、離婚は1人でマイナスのことも多く考えないといけないからです。
パートナーの心がこれ以上離れていかないように、家族の時間を取り戻す努力をしながらも、一方的に離婚されないための行動をとっておきましょう。
ただ今回お話しする具体的な行動は、はっきり言って、ただの時間稼ぎのようなものです。
離婚を回避するための、一時的な措置、ということは頭に置いておいてくださいね。
この記事では以下のことが分かります。
- パートナーが口にしない本当の離婚理由とは?
- 離婚届を提出されてしまう前に!絶対にやっておくべきこと
- パートナーの怒りはチャンス?ピンチをチャンスに変える方法
夫がするべき離婚回避に向けた行動とは⁉
あなたは離婚回避に向けて、知らない間に離婚されてしまわないように準備しておかなければなりません。
そして、パートナーとの関係を取り戻すことに全力を注ぐのです。
もしパートナーが一人で物事を決めてしまうようなタイプであれば特に、離婚届けにサインは絶対にしない、離婚届不受理申出を提出しておく、という具体的な行動が必要です。
この2つについては、この後詳しくお伝えしますね。
離婚してしまってからでは、もう修復することは不可能に近いのです・・・。
パートナーの怒りの程度次第では、半ば脅しのような形で離婚を迫ってくるかもしれませんね。
「あなたが浮気したんだから、止める権利はないでしょ?早くサインして」
その怒りのエネルギー量は、あなたへの失望の悲しみの量と比例しています。
それだけ彼女が悲しみ、苦しんだ、ということを理解しましょう。
そして。
パートナーとの関係を取り戻すためには、今までお話してきたことをもとに、あなたのパートナーの離婚したい理由をはっきりさせないといけません。
離婚したい理由は1つだけではないからです。
つまり「浮気」は離婚理由の1つではありますが、「浮気」だけを謝ってもダメなのです。
今まで、夫として、父親として、経済的な支えとしてあなたが必要であったかをお話ししてきましたよね?
あなたは今まで、何ができていて、何ができていませんでしたか?
そしてパートナーはあなたに何を望んでいましたか?
家族のためにあなたがやってこなかったこと、パートナーが望んでいることを無視してきたこと、それらが積み重なって、今のあなたの状態があるのです。
妻の離婚したい理由を知る
それでは、まずはパートナーの離婚したい理由をしっかり考えていきましょう。
あなたはパートナーが離婚したいと思っている理由について本当に理解しているでしょうか?
「浮気したからでしょ?」
話はそんなに簡単ではありません。
特に子どもがいる場合、浮気したから即離婚、とはなりにくいものです。
なぜなら、父親がいない状況で子育てをしていくことが子どもにどんな影響を与えるのかについては、パートナーにもまったく予想できないからです。
もちろん、生活も不安です。
「でもうちの妻は、浮気したから離婚するって言ってる」
そう言うのが普通ですね。
私もそう言いました。
本当にパートナーが言ったのはそれだけでしたか?
私の場合は、他にもいろいろ伝えたのに、まったく分かってもらえませんでした。
もしあなたが言われた言葉が『浮気が許せない』だけだったとしたら、パートナーは
「自分の思いを正直に言ったところで、伝わらない」
と思っていたのでしょう。
自分が家事や育児をしていた間、自分たちのことを忘れて遊んでたんでしょ!?
そんな思いが強くて口に出すのも嫌だったのかもしれませんね。
浮気は、あくまできっかけです。
浮気に至ったあなたは、これまで真剣にパートナーに向き合ってこなかったのではないでしょうか?
付き合っている時は、彼女の表情や仕草を細かく見ていたあなたも、家族となった今は、顔さえもまともに見ていなかったのではないでしょうか?
以前、妻側が調停を起こす理由のランキングをお話ししました。
性格の不一致と一言で言っても、本当のところは人それぞれ。
- 会話がない
- 喧嘩が多い
- 父親としての責任感がない
- 家政婦として扱われている気がする
- 気持ちが通じない
などなど・・・。
浮気していたあなたとパートナーの関係を振り返ると、複数当てはまってくることと思います。
パートナーが家事や育児でどれだけ忙しくても、子どものため、あなたのために過ごしていた時間に、あなたはパートナーや子どものことではなく他の女性のことを考えていた。
それがパートナーにとっては辛いことなのです。
そのことを、これからもずっと忘れないようにしてください。
離婚届への記入はしないこと
離婚を回避したいあなたがしてはいけないこと、それは離婚届へのサインです。
サインしてしまっては、離婚に同意したと解釈されても仕方ありません。
だからと言って
「これ(離婚届)にサインしてほしい」
と言われているのに、話し合うこともせず逃げ回っていては話になりませんよね。
ここで大事になってくるのが、あなたに突きつけられている離婚、その理由です。
理由が分かっていれば、
- これまで自分は夫として君のことを支えてこれていなかった。君を失うかもしれないと思って初めて、そのことに気づいたんだ。これからは君との時間も、子どもとの時間も大事にしていきたい。
- 今まで家庭を君任せにしてきてしまったこと、本当に申し訳ない。君と子どもたちに必要とされる父親になりたい。
- お金の面で苦労をかけてきてしまった。子どもたちが大きくなるまで趣味にお金は使わないことを約束するよ。
などと、しっかりと、自分の思いを伝えることができますよね。
離婚したいと思っている理由も考えずに
「ちょっと待って」
「話し合おう」
だけでは、パートナーの心は変わりません。
ただもし、そんな話し合いにも応じてくれないようであれば、一度第三者に入ってもらうことも必要かもしれません。
第三者が入ることでパートナーも冷静になることがあります。
第三者が入ってもらう場合の注意点は以下の二つです。
- 両方の相談相手に入ってもらう
- 両親は避ける
どちらかの味方だけでは、中立な話し合いは望めません。
そして両親は、当然子どもの味方をしますので、こちらも中立な話し合いにはなりにくいです。
両親が相談相手にふさわしくない理由についてはこちらの記事でもお話ししています。
参考にしてみて下さいね。
離婚回避したいなら誰に相談する?あなたを助けてくれるのは意外な人
離婚届不受理申出を提出しておく
何がなんでもと離婚届を出されてしまいそうな場合は、「離婚届不受理申出」を提出しておきましょう。
離婚届不受理申出とは、その名の通り、離婚届が提出されても役所で受理されないように申し出る書類のことです。
離婚届は必要事項を不備なく記載していれば、本人以外でも提出することができます。(婚姻届も同じですね)
もし一方的に話を進められて断ることができずに、離婚届にサインをしてしまった方は、まず「離婚届不受理申出」を役所に提出しておきましょう。
用紙を手に入れるには、役所の窓口へ行くか、あるいはネット上からダウンロードすることもできます。
ただ市町村によっては、ダウンロードしたものでは受け付けてもらえない場合もあるようですので、事前に確認してください。
その場合は窓口でもらった用紙に記載して、提出しましょう。
【離婚届不受理申出】
記入事項は、名前、住所、本籍、そして捺印程度で、特に難しいことはありませんので安心してください。
原則として本人(本人確認書類と印鑑が必要)が「離婚届不受理申出」の用紙を提出すればOKです。
全国どこの役所に提出しても受理してくれますが、夫婦の本籍のある役所に転送されますので、時間がかかる可能性があります。
急いでいる時は本籍のある役所に提出しましょう。
また、一度提出しますと、取り下げの申請をしない限り有効となります。
取り下げる時は、また役所に行って取り下げの書類を提出する必要がありますので、注意してください。
この「離婚届不受理申出」、実は年間で3万件程度も利用されているそうです。
これには、多くの場合、お金の面が絡んでくるようです。
財産を把握する時間稼ぎ、ぎりぎりまで生活費をもらうため、慰謝料を決めるため・・・などですが、あなたの場合は切実に離婚されないようにするために提出しておきましょう。
離婚届の記入をしないこと、不受理届を提出しておくこと、これらはもしかしたらパートナーを怒らせることにつながるかもしれません。
でも、そこまで亀裂が深い場合は、もう話し合うチャンスももらえなくなっているはずです。
そんなあなたにとっては、パートナーが怒ってきた時、これはチャンスとも言えます。
なぜなら、それが話し合うきっかけにもなり得るのですから。
もちろん、パートナーは怒っています。
でもこれを理由に、自分の非を認めて誠心誠意謝ることができます。
そこでは復縁したい理由を「君のため」「子どものため」「経済的理由」などと言ってはいけません。
「自分は君と別れたくない。過去の行いを反省し変わる努力をするからチャンスをもらえないか」と伝えるのです。
大切なのは「あなた自身が変わる」とわかってもらうことです。
妻が離婚準備中なら、自分から動くことが重要
この記事では以下についてお話ししてきました。
- パートナーの本当の離婚理由は、これまでのあなたとの関係性
- 離婚届にサインしない。サインをしてしまった場合は離婚届不受理申出を提出しておく
- 妻の怒りを話し合いのきっかけにする
最初にもお話しましたが、今までお話したことは、あくまで一時的な離婚回避のための対応です。
そこから本当に離婚回避できるどうかは、あなた次第です。
あなたが本当に相手のことを大切に思い、離婚したい理由について真剣に考えて、パートナーに向き合うことができれば、状況は少しずつ変わっていくはずです。
あなたがきっかけを作ったのですから、あなた自身が変わるのはもちろん重要です。
ただ、あなたが悪いからと言って、パートナーの気持ちに任せて何もしないというのはダメです。
次回は、どうしてもパートナーとの溝が埋まらず、協議離婚するか調停するかという選択を迫られたときの対応についてお話しします。
離婚回避するためには、「どう離婚する?」という言葉への対応を考えておく必要があります。
いきなりそんな話になると慌ててしまいますからね・・・。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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